インテークレクチファイアとは? 仕組みと効果

What’s up‼︎

ども、ガレージ146のイシムです。前回はデュアルライトで見た目をガッツリ変えましたが、今回は外観からは分からないチューニングパーツをいきます。

試すのは、台湾の人気パーツメーカー「KOSO(コーソー)」のインテークレクチファイア。具体的には、インテークマニホールドとシリンダーヘッドの間に挟むスペーサータイプのパーツで、内部に仕切りのような板があるのが特徴です。この仕切りによって吸気の流れを整え、吸入効率やレスポンスの向上を狙うという仕組み。
日本国内ではKN企画が取り扱っており、ライトチューン系パーツの一つです。

とはいえ見た目はかなりシンプル。正直第一印象は「これで変わるの?」でした。でも前回のダート走行で感じた低速のもたつきを少しでも改善できれば、ということで試してみます。

[装着したパーツ]
KOSO
インテークレクチファイア

2475円
適合車種:XSR125、YZF-R125、NMAX125/155、X FORCE
吸入効率アップと、マニホールド側への断熱効果が期待できる、仕切り板の付いたスペーサー。リーズナブルな価格も嬉しい。

メーカー公式サイトはこちら

[ビフォーBEFORE]

装着前

ノーマルでは、吸気ポートの手前が一つの通路になっている。

[アフターAFTER]

装着後

インテークレクチファイアを挟むことで、それぞれ独立したポート経路に。

取り付けは “全部外し” が近道。構造も同時に理解

最初は車体の横からアクセスして作業できないか?考えましたが、結論としてはしっかり分解したほうが早いです。シート、外装、燃料タンク、エアクリーナーボックス、スロットルボディと順に外していくとインマニにアクセスできます。最近のバイクはボルトも少なく、慣れればテンポよく進められます。

で、実際に中を見て納得。ノーマルでは吸気が一つの通路にまとまっているのに対して、このレクチファイアを入れることで流れを分割。仕切り板がちょうどポートに収まる構造になっています。「あー、この板ここに来るのか」と理解できる瞬間ですね。厚みは約6.2mm(ガスケット込みで約7mm)。その分スロットルボディは少し後方に下がりますが、XSR125では問題なくエアクリーナーボックスが装着できます。

左側のサイドカバーにエンジンキー
を差し込んで、シートを斜め後ろに
引くと、パコっとシートが外せる。

マニホールドにアクセスしやすいよ
う、プッシュリベットやボルトを抜
いて、サイドカバーを外す。

燃料タンク上の樹脂製カバーは、給
油コックを開けると現れるHEXボ
ルトを外せば簡単に取り外せるぞ。

前後で固定されているボルトを外し
て、燃料タンクを取り外す。ガソリ
ンが入っているので火気は厳禁!

エアクリーナーボックスに繋がって
いるホース類を抜いて(戻せるよう
事前に画像を残しておく)……。

スロットルワイヤーを外したら、ス
ロットルボディを外す。汚れていた
ら専用クリーナーで綺麗にしよう。

仮装着して吸入の流れをイメージ。
レクチファイアの厚み(7mm)のぶ
ん、マニホールドは長くなる。

黒く見えるのが今回装着したパー
ツ。外した時と逆の手順で
組み付ければ作業は完了だ。

“ただのスペーサー”じゃない。吸気を整える意味

作業自体はシンプルで、ガスケットに注意しながらパーツを挟み、逆の手順で組み戻すだけ。やっていることは単純ですが、この仕切り板によって

・吸気の流速が整う
・混合気の質が安定する
・レスポンスが向上する

といった効果が期待できます。見た目は地味でも、吸気に直接作用するパーツだけに理屈としてはしっかり成立しているチューニングです。

体感レビュー|低速のツキ改善はハッキリ分かる

組み付け後に試走。エンジン始動時は大きな変化は感じませんが、走り出してすぐに違いが分かります。

アクセルを開けた瞬間のツキが良くなっている!

・低速域のラグが減る
・発進がスムーズになる
・ストップ&ゴーがラクになる

といった変化が体感できます。特に低中回転域に効いていて、エンジン回転の上昇があきらかに早くなって
シフトアップ時も力強く前に出るように!イシム的には、「鈍感なオレでも分かるレベル」で違いが出ました。

価格も手頃でボルトオン装着、加工も不要。ライトチューンとしてはかなり優秀なパーツだと思います。デュアルライトで見た目を変えて、レクチファイアでフィーリングを変える。今回のXSR125は、外も中もバランスよく進化してきました。まだまだやりたいことはあるので、このプロジェクトは続きますよー。

Don’t miss it.

※この記事は月刊モトチャンプ2025年6月号を基に加筆修正をしています

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