バックミラーひとつでどこまで変わる!?ってハナシ
相変わらず忙しさの波に飲まれてるガレージ146のイシムです。『XSR125プロジェクト』今回は、バックミラー編になります。個人的にバイクはミラーが付いてない姿が一番カッコイイと思う派ですが、そうはいきませんからね。
ガキの頃は真っ先に外しちゃってた純正ミラー。オトナになって「純正のバックミラーってダサいけど良く見えるんだな〜」と気がついた笑。
ミラーなんてぶっちゃけ自分(オーナー)以外は気にしないような部品ですが、実はミラーひとつでバイクの表情と言うか雰囲気はガラっと変わります! 見え方はもちろん、すり抜け時の安心感も(推奨はしないけど)。
だからこそ交換(カスタム)するってなると種類も多いからめちゃくちゃ悩む(笑)
ひと昔前のプレスライだーの人らはミラーとハンドルしか変えてないけど、なんとも言えない〝アノ〞雰囲気。なんか不思議とカッコ良く見えたもんです。
そして今回はXSR125に、人気が高い4タイプのバックミラーを用意。フィッティングを行い見た目だけでなく実際に走ってインプレしてみよーってわけです。

形状で変わる“見た目”と“使い勝手”
さて最初に取り付けたのは、ダートフリーク製の丸いシンプルなヤツ! ボクは丸いミラーがわりと好きなのでしっくりきますね。軽いし、いろんな角度にできるので良い感じです。
続いてキジマ製の高級感があるオシャレなタマゴ型っぽい裏がカーボンのヤツを。レンズ部分が先細りなのでスタイリッシュさがかなりアップ。ショートタイプもあるみたいなのでそちらも気になりますね。
続いてかつて愛車にも装着していたデイトナ製バーエンドミラーを。ハンドル幅が気になるかなと思ったけれど、わりとイケそーな感じ。なによりハンドルの上にミラーがないので運転に集中できます。ただし、目線の移動や慣れが必要になるため、好みは分かれる部分かも。レーサーみたいで、個人的にはコレが好みかな。
そして最後は、パーツ点数が多く武骨な雰囲気のTANAXのナポレオンミラーを装着。コレもフレキシブルにいろんな角度にできるし、走行中はもっとも振動も少なく快適。レンズに工夫もしてあり後続車のライトでも眩しくないらしい。試運転したのは昼でしたので夜も走ってみたいなと思いました。視認性も良くわりとオススメかと思います。
実際に複数のタイプを試してみると、それぞれに明確なキャラクターがあり、「どれが正解」というよりは「どんなスタイルを目指すか」で選ぶべきパーツだと感じた。

見え方と安心感は想像以上に重要
ミラーは常に視界に入るパーツであり、走行中の安心感に直結する。特に街乗りやすり抜け時には、後方確認のしやすさが大きな差となって現れる。
純正ミラーはやはりその点で完成度が高く、視認性の高さは大きなメリット。一方でカスタムミラーも、広角レンズや防眩機能などを採用することで、十分な視界を確保できるモデルが増えている。
見た目だけで選ぶのではなく、「見えるかどうか」という基本性能も含めて選ぶことが、結果的に満足度の高いカスタムにつながる。

ミラー幅:830mm
グリップからの高さ:235mm ※編集部計測値
純正のミラーは視認性については申し分ないが、やや主張が大きい印象だ。ネジ部は逆ネジのアダプタを介しているので、左右どちらもモノが当たると緩む仕組みになっている。
“正解はひとつじゃない”のがミラー選びの面白さ
今回さまざまなミラーを試してみて感じたのは、どれも一長一短があり、明確な正解がないということだ。
レーサーのようにスッキリした見た目を優先するのか、実用性を重視するのか、それともスタイルとのマッチングを取るのか——その選択によってバイクのキャラクターは大きく変わる。
ミラーは目立たないパーツに思えるが、実際には車体の印象と乗り味の両方に影響する重要な存在。だからこそ、自分のスタイルに合わせて選ぶ楽しさがあるパーツと言えるだろう。

ベースマシン紹介
●ヤマハXSR125 ABS
ヤマハ伝統のデルタボックスフレームに水冷4バルブエンジンを搭載。兄弟車はMT-125とYZF-R125で、海外モデルは155cc版もアリ。●50万600円
>【KIJIMA】TECH11 オーバルエッジ

チラリと魅せる平織りつや消しのリアルカーボンが悦!
取り付けに必要なボルトは、M8とM10の2種類のサイズがあり、それぞれに正、逆ネジの計4個が付属。車種を選ばずに取り付けが可能だ。6角ボルトの工具を用意したほうがいいだろう。XSR125ではブレーキマスターに干渉しないため、ミラーアダプター等での延長は不要だ。アームの長さはロング(158mm)とショート(126mm)の2種類から選べる。オーバル形状に比べ横方向に長いため、視認性も良好だ。
「XSR125のデザイン的に合っているのでイイ感じ。アームの位置を低めに調整できて、主張しすぎないようにもできる。でも、後方はちゃんと見えているから安心だよね(イシム)」。

ミラー幅:835mm
グリップからの高さ:210mm ※編集部計測値
>【DAYTONA】ハイビジミラー バーエンドミラースリムタイプ JOINT


DAYTONA
ハイビジミラー バーエンドミラー
スリムタイプ JOINT
1万1000円(1本)
素材:アルミ製
鏡面サイズ:78mm
アーム長:約50mm(JOINT装着)
※装着にはバーエンドミラーアダプタ
ー(3850円)が必要
ヨーロッパで大人気のバーエンドミラー化
バーエンドにミラーを装着するために、別売りの汎用バーエンドミラーアダプターを装着する必要がある。ノーマルハンドルであれば、バーエンド部分のみの交換で済む。ミラー形状はシンプルなオーバルタイプだが、曲率R1000の広角ミラーが採用されているため視界は広い。バーエンド側のミラーアームは可動域も広く、目線に合わせた角度調整も6角ボルトの締め込みだけとシンプルだ。
「ハンドル周りで、ミラーが主張していないからカッコイイよね。目線の位置は慣れるまで違和感があるけど、一度位置が決まれば後方確認は問題ないね(イシム)」。

ミラー幅:910mm
グリップからの高さ:50mm ※編集部計測値
>【DRC】161オフロードミラー

林道ツーリングを楽しむなら可倒式!
林道やオフロード好きなライダーに人気の高いDRCの可倒式ミラー。深い草木を抜ける時や、スタンディングで当たらないように内側に折り畳めるのだ。ピボット軸部分のボルトを締め込めば振動ブレも調整できる。装着はM10ボルトの正・逆ネジ設定のみなので、M8など異なる場合はマウントを別途容易する必要がある。リーズナブルな価格なので、ガシガシ動かして、ハードに使える気軽さもある。
「オーソドックスな形状で、スクランブラースタイルにはマッチするね。アームも長いから目線も合わせやすい。個人的にも丸型のミラーが好きで、折り畳める機能は気に入った(イシム)」。

ミラー幅:830mm
グリップからの高さ:255mm ※編集部計測値
>【NAPOLEON】NA-013 シャークミラー6

後方からのヘッドライト光を抑える「防眩鏡」を採用!
スポーティな形状ながら、堅牢な金属製ボディで高耐久のシャークミラー6。昼夜を問わず、後方のヘッドライトの眩しさを抑えるRAYSAVEミラーを採用。さらに純正ミラーより広角なR1000鏡により、広い後方視界を確保。アームの関節部は、障害物に接触した際に衝撃を緩和するショックスルージョイントが備わるなど安全性も高い。XSR125はミラーのベースに直接M10のネジで締められるので装着もイージー。
「オール金属製のため重いけどそののおかげで、ミラーのブレもなくハンドリングに落着きが出た感じがする。防眩鏡は、日中サングラス越しでも暗さは感じなかった(イシム)」。

ミラー幅:845mm
グリップからの高さ:220mm ※編集部計測値
※この記事は月刊モトチャンプ2025年3月号を基に加筆修正をしています










