プロジェクトの背景

オープン当日のセレモニーでは、商売繁盛を祈願して「だるまの目入れ」が行われた。店舗代表の田村代表とホンダモーターサイクルジャパン(HMJ)の室岡代表が筆を入れ、メディアに向けてプロジェクトの始動を印象付けた。
プロジェクトリーダーを務める徳原氏がコンセプトを説明。

オープン前日のセレモニーでは、HMJのプロジェクトリーダーを務める徳原氏がこのカブハウスの概要を説明。カブハウスの核心は「Culture(文化)」「Unique(独自性)」「Bikes(バイク)」の3要素であると話した。バイクを単なる移動手段としてではなく、自分らしさを表現するツールへと再定義することが狙いだ。

「カスタマイズ」を身近にする提案

カブハウスが特に重視しているのが、原付二種モデルにおけるカスタマイズの普及だ。

  • 手軽なパーソナライズ: 徳原氏は、カスタマイズを「スマホケースやスニーカーを替えるような感覚」で楽しむものと捉えている。
  • パートナー企業との連携: Gクラフトなどのパーツメーカーが参画し、高品質な削り出しパーツ等を展開する。
  • 体験型ディスプレイ: 店内では、ユーザーが実際にパーツに触れ、自分のバイクへの装着イメージを具体化できる環境が整えられている。

既存のバイクショップとは異なる店舗設計

店舗運営を担う田村氏は、従来のバイクショップが持つ「入りにくさ」を解消することに注力したと語る。

  • カフェ空間の活用: カフェのように気軽に立ち寄れる空間を構築し、バイクに興味がない層も入りやすい雰囲気を目指した。
  • オープンなサービスピット: 作業スペースの仕切りをなくすことで、愛車の整備を「ショー」のように見学できる仕組みを導入している。
  • ライフスタイル発信: バイク本体だけでなく、アパレルや限定アイテムの販売を通じて、バイクのある暮らしをトータルで提案する。

今後の展望

ホンダは、この戸田美女木店を1号店として運営し、ユーザーの反応を検証していく。2026年秋以降には、全国の主要なホンダドリーム店へカブハウスのコンセプトを順次展開し、新しいバイクカルチャーの定着を図る計画だ。


【店舗情報】

  • 名称:カブハウス(ホンダドリーム戸田美女木となり)
  • グランドオープン:2026年4月25日
  • 所在地:埼玉県戸田市美女木3丁目20−11