ベースはモンキーバハ。大型外装によって独特な存在感を放つ。

“モンキーアフリカ”を現代に蘇らせた外装キット

そもそも“モンキーアフリカ”とは、1990年代中盤にホンダアクセスが発売した伝説的外装キットのこと。モンキーバハ専用として1996年頃に限定販売され、大型アフリカツインを思わせるデュアルライトやオーバーフェンダーによって、強烈な存在感を放っていた。

当時価格は10万8000円。さらに別売りのリヤキャリアやエンジンアンダーパイプも必要という、本気度の高いキットだった。しかし現在では美品どころか現物を見る機会すら少なく、“幻のモンキーパーツ”として知られている。

AGL LABOでは、その独特なスタイルを現代的なクオリティで再構築。しかも単なる“リプロ外装”では終わっていない。

シート下ステーや固定金具、バンド類まで専用品を製作し、アンダーカウルやオーバーフェンダーも含めてキット化。価格は26万円と高額だが、「被せるだけでは絶対に成立しない」と語るように、かなり手間のかかった内容となっている。

販売はヤフオク中心だが、実際にはAGL LABOへの直接問い合わせ推奨とのこと。量産品というより、“ワンオフ製作に近いキット”という空気感だ。

カラーリングはモンキーBAJA2型イメージ。この外装キットは基本未塗装だが、AGL LABOへの相談によりオリジナルカラーの製作も可能だ。

デュアルライト&US仕様で“それっぽさ”を強化

顔周りで強烈な存在感を放つのが、モンキーバハらしいデュアルヘッドライト。

さらにAGL LABOでは、オレンジレンズ仕様のライトガードをワンオフ製作。まるでサングラスを掛けているような独特の表情を生み出している。

また、US仕様へのこだわりも面白い。

ウインカーにはUS仕様ズーマー(Ruckus)用を使用し、テールランプにはUS版ハンターカブ系テールを採用。リフレクター付きの独特な空気感によって、“アメリカっぽいバハ”へと仕上げている。

これらはキット標準仕様ではなく、あくまでAGL LABO代表の好みを反映したデモ車的カスタムだという。

ワンオフマフラーや88cc化など中身も本気

もちろん中身もただでは終わらない。

エンジンは88cc化され、リコイルスターター仕様へ変更。さらにテルミニョーニ製サイレンサーを使用したワンオフマフラーを装着する。

メーターにはSP武川製デジタルメーターを採用し、現代的な視認性も確保。クラシカルな外装ながら、中身はかなり本気仕様だ。

特に印象的だったのは、AGL LABO代表の「お金がかかってもやる意味はあると思いますけどね」という言葉。

大量生産では絶対に成立しない手間と構造。
だからこそ、この“モンキーアフリカ”には独特の説得力があった。

ディテールチェック

アンダーカウルやオーバーフェンダーまで含めて専用設計。情報量の多いスタイルが魅力だ。
AGL LABO製アフリカ外装キット。専用ステーや金具類まで含めた本格構成となっている。
テルミニョーニ製サイレンサーを使用したワンオフマフラーを装着する。
エンジンは88cc仕様へボアアップ。アンダーカウルとの一体感も高い。

SNSや販売サイトもチェック!

AGL LABO公式Instagram:
AGL LABO Instagram

AGL LABO ヤフオク出品ページ:
AGL LABO Yahoo!オークション

撮影したのはこのEVENT!

「第18回モンキーミーティングin多摩」
■開催日:2026年5月17日(日)
■開催地:東京サマーランド 第2駐車場(東京都あきる野市)

こちらの車両はマニアックなモンキーが大量に集う老舗イベント「モンキーミーティング」で撮影。詳細はこちらのWEBをチェック!


【モトチャンプ】