コンテンツを開発した立命館大学生自身がグリスロのドライバーとなり、観光客を“おもてなし”

昨年開催時の様子

「衣笠アートヴィレッジフェスティバル」は京都・衣笠エリアを舞台に、アートを軸とした交流と創造の場を創出する地域連携イベント。ヤマハ発動機はこのフェスティバルにおいて、立命館との産学連携によるMaaS(Mobility as a Service)の取り組みに参画し、同社の低速小型EV「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」と「すべての場所をテーマパークに変える」モビリティ向け位置情報サービス「Mobilit.E.S(モビリテス)」を活用した観光体験を提供する。

「グリスロ」は車速20km/h未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスで、その車両も含めた総称。そして「モビリテス」はスマートフォンアプリを音声コンテンツや外部の照明機器やプロジェクター、サイネージなどと連携させ、移動そのものがアトラクションになるようなサービスだ。

主な内容として、「モビリテス」を活用し、学生が企画・開発した観光音声ガイドコンテンツを使用し、グリスロによる周遊ツアーを実施する。

昨年開催時の様子
昨年開催時の様子

この取り組みにおける企画・開発は、立命館がヤマハ発動機との社会共創プロジェクトとして、学生募集を行い、8学部・研究科から21名が参画。学生ならではの視点で、歴史や物語・体験など、衣笠エリアの魅力を掘り起こし、フェスティバル来場者へ「モビリテス」を通じて届けることを目指している。

昨年開催時の様子
昨年開催時の様子

フェスティバル当日は、コンテンツを開発した学生自身がグリスロのドライバーとなり、観光客を“おもてなし”。企画から実装、提供までを一貫して担うことで、「創る・届ける・もてなす」を体現し、顧客体験を提供する。

ヤマハ発動機のこの取り組みは、「グリスロ(ハード)とモビリテス(ソフト)、学習と観光」を融合した新たなプロジェクトの一環。移動を単なる手段ではなく、人の体験や学び、地域とのつながりを生み出す「体験価値」として再定義し、観光客に新しい観光体験を提供するとともに、学生にとっては学びと社会実装につながる実践の機会となる。

今後は、立命館大学が掲げるKINUGASA Redesign Projectのもと、今回の取り組みを起点に地域・学生・企業の共創をさらに発展させ、衣笠エリアの新たな魅力創出を推進していく。

「第2回 衣笠アートヴィレッジ フェスティバル」開催概要
・日時:2026年5月31日(日)10:00~17:00
・会場:総本山仁和寺
・公式サイト:https://kinugasa.ritsumei.ac.jp/artfes/