
取材協力
ウイングよしい
神奈川県川崎市高津区末長1-52-22
http://www.wingyoshii.com
創業から35年、老舗のホンダディーラー。店長の日吉さん(写真)が、購入から修理、バイクライフまで相談に乗ってくれる。レンタルバイクも充実しており、カブは全シリーズが揃う。
諸費用の金額や項目はぶっちゃけ決まってない?
「このスクーター、35万円なら安いかも!」そう思って見積もりを取ったら、最終的な支払額は思っていたより数万円高かった……。そんな経験談を耳にすることがある。でも、それは必ずしも「高い諸費用を取られた」という話ではない。バイクを購入する際には、車両本体価格とは別に、自賠責保険料や登録手続きに関わる代行費用など、必要となる費用があるからだ。そこで今回は、ホンダ正規販売店「ウイングよしい」の店長・日吉さんに、購入時の諸費用について話を聞いてみた。
「基本的に購入時に必要になるのは、自賠責保険料と手続き代行費用の2つです。当店では納車整備費用を車両本体価格に含めて表示していますが、中古車の場合は別途必要としているショップも多いですね」
さらに、購入者が混乱してしまうのが諸費用の“呼び方”だという。
「当店では『手続き代行費用』としてまとめていますが、ショップによっては『販売証明発行手数料』や『登録代行費用』など、項目を分けて表示している場合もあります。名称は違っても、実際には同じような内容を指しているケースも少なくありません」つまり、諸費用に全国共通の名称や金額の決まりはなく、ショップによって表示方法が異なることが「分かりにくい」と感じる大きな理由なのだ。もちろん、中には相場より高額な諸費用を設定しているケースもゼロではないだろう。しかし、多くの販売店では登録手続きや納車整備など、実際に必要となる作業に対して費用を設定しているのも事実。車両価格だけを見て「安い!」「高い!」と判断するのではなく、見積もりを取って諸費用の内訳を確認し、【総支払額】で比較することが大切だ。
バイクは毎日の通勤や通学、買い物など、長く付き合う相棒になる一台。購入を検討する際は、目先の車両本体価格だけに惑わされず、その先にある総支払額までしっかりチェックしておきたい。
登録代行費用 (新車/中古車)
車両を登録してナンバーを取得する際の代行手数料。原付二種の場合は居住地の区役所、市役所で行う(ショップから遠方の場合は費用が高くなる場合も)。購入者が自分で登録することもできる。費用は1.5~2万円くらいに設定しているショップが多い。

納車整備費用 (中古車)
新車の場合は車両本体価格に含まれている場合がほとんど。中古車は整備済みで販売されている場合と、未整備のまま販売して別途整備費用を請求する場合がある。車両が安くても消耗品の交換が必要だったりして整備費用が高くなることも。

自賠責保険料 (新車/中古車)
自賠責保険は必ず入らないといけない保険で、沖縄県と離島を除いて全国一律料金。契約年数によって1年~5年までが選べる。期間が長いほど割安な設定に。3年契約を選ぶのが一般的だそうだ。

※この記事は月刊モトチャンプ2024年9月号を基に加筆修正を行っています
【モトチャンプ編集部】
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