
子供の送り迎えから始まったサイドカー生活
丸っこいサイドカーが装着されたJA10型スーパーカブ110。
サイドカー風のラゲッジボックスを装着したカブは時折見かけるものの、この車両に装着されているのは本物のサイドカーだ。しかも大人が乗車できるサイズを持ち、実際に公道走行が可能な本格派仕様となっている。
製作したのは国産サイドカーメーカーとして知られるエムクラフト。装着されるTC1はモンキーやエイプなどの小排気量車向けに開発されたモデルで、小柄な車体との相性も抜群だ。

家族の時間を増やしてくれた特別な一台
もともとオーナーの戌さんがスーパーカブを購入した理由は、小学生だった子供を学童保育へ送り迎えするため。
タンデムでは不安な場面もあるため、何かいい方法はないかと探していた時に出会ったのが、このサイドカーだった。

子供はもちろん大喜び。送り迎えはいつしか親子のちょっとしたツーリング時間へと変わっていった。
現在、お子さんは中学生となり、以前のように乗る機会は減ってしまったそうだが、「あの頃は楽しかったですね」と語るオーナーの表情はとても印象的だった。
法律上は高速道路も走れる!?
戌さんのカブは正式に側車付軽二輪登録されているため、ナンバーも250ccクラスと同じ白ナンバーとなる。
法律上は高速道路の走行も可能だが、エンジンはノーマルのままなので実際にはそこまでの速度は出ないとのこと。もちろんオーナー自身も高速道路を走る予定はないそうだ。

車体側にはアウトスタンディング製ダブルシートを装着しているため、理論上は親子3人でのツーリングも可能。
「ぜひ次回は家族3人で奈良カブに来てくださいね」
そんな言葉を思わず掛けたくなる、なんとも幸せなスーパーカブだった。
ディテールチェック

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.13」
■日時:2022年10月3日(日)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)
こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!
【モトチャンプ】