俊足EVセダンのデビューは2026年後半か!?

ベースとなるCクラスのEVモデルは2026年4月に発表されたばかりだが、今回スクープされたAMGモデルは、ブランドの電動パフォーマンスを担う中核モデルとなる存在だ。
プロトタイプは依然として厚い偽装をまとっているものの、基本的なボディラインは標準モデルと共通している。一方で、フロントマスクにはAMG専用デザインが与えられ、従来のパナメリカーナグリルはパネル状の意匠へ変更される可能性が高い。フロントバンパーもAMGライン仕様をベースに、よりアグレッシブなデザインへ進化すると予想される。

サイドビューでは、高性能モデルらしい専用装備が確認できる。軽量アルミホイールの奥には大径ベンチレーテッドディスクブレーキとゴールドのブレーキキャリパーを装着。ブラック仕上げのドアミラーや専用サイドスカートも備えられ、標準モデルとの差別化が図られている。
EVであるため、従来のAMGモデルの象徴だった4本出しエキゾーストは姿を消したが、リアにはアクティブスポイラーを装備しているとみられる。量産モデルでは、より大型のディフューザーなど空力性能を高める専用パーツが採用される可能性も高そうだ。
インテリアは撮影されていないものの、基本レイアウトは標準のCクラスEVを踏襲すると考えられる。10.3インチのデジタルメーター、14インチのセンターディスプレイ、14インチ助手席ディスプレイで構成されるMBUXスーパースクリーンを採用し、オプションとして39.1インチのMBUXハイパースクリーンも設定される見込みだ。
このほか、デュアルワイヤレス充電機能やイルミネーション付きパノラマガラスルーフ、Burmester製3D/4Dサウンドシステムなども用意されるとみられる。AMGモデルでは専用スポーツシートやAMGステアリングホイール、専用トリムなどが組み合わされ、よりスポーティな室内空間が演出されるだろう。
CクラスEVの標準グレードである「C400 4MATIC Electric」は94kWhバッテリーとデュアルモーター式4WDを搭載し、最高出力489ps、最大トルク800Nmを発生。0-60mph加速は3.9秒、WLTP航続距離は最大762kmを実現するほか、330kW級DC急速充電に対応し、約10分で325km分の航続距離を回復できる。
AMG仕様ではこれを大きく上回るパフォーマンスが期待される。現時点では詳細は公表されていないものの、3モーターを搭載し、システム最高出力は約800psに達するとの情報もある。実現すれば、BMWが投入を予定する次世代「M3 EV」と真っ向から競い合う一台となりそうだ。デビューは2026年後半になる可能性が高い。










