世界基準を塗り替えるドライカーボンR「GOKUⅡ」計画始動!

オーストラリア最速を目指す究極のBNR32

ガレージ・アクティブが世界へ送り出すドライカーボンRシリーズ。その最新作となる12台目の「GOKUⅡ」は、GT-R人気が非常に高いオーストラリアのトップビルダーと共同で製作が進められている、世界規模のプロジェクトだ。

車名には、ドラゴンボールの主人公・悟空のように、限界を超えて進化し続ける存在を目指すという意味が込められている。目標は、現地で人気を集めるロールレースの頂点に立つこと。ガレージ・アクティブの坂本さんも「世界中のGT-Rファンを満足させたい」と語るように、日本とオーストラリア、それぞれのノウハウを結集した一台となる。

心臓部には、オーストラリア流チューニングの象徴ともいえるRB30改3.4Lビレットブロック仕様を搭載。定評のあるNITTO製ストローカーキットを組み込み、JHHが燃焼室やポートをCNC加工したヘッドにはVカムを採用する。そこへプレシジョン製の最新「94 NEXT GEN」ターボを組み合わせ、MoTeC M150を中心とした制御システムによって、2000psという驚異的な出力を狙う。

電子制御スロットルやPDM、ダッシュロガーまでMoTeC製で統一。NOSによる過給レスポンスの向上や、サージタンクのパージバルブなどを採用することで、安全性とレスポンスの両立も徹底している。

吸排気系も、まさに世界水準だ。プラズママン製ビレットサージタンクにはツイン燃料レールを組み合わせ、2650ccインジェクターを12本搭載。燃料にはエタノール系を使用し、高ブーストに対応する。

タービンには、シェアを拡大しているプレシジョン製「94 NEXT GEN」を採用。ターボスマート製ウエストゲートを炭酸ガスで制御することで、過給圧を高精度にコントロールする。タービンの高効率域を維持し、2000ps級のパワーを余すことなく引き出す設計だ。

その膨大なパワーを受け止めるシャシーにも妥協はない。日本から輸入したBNR32をベースに、SFI25.3規格に準拠したクロモリ製ロールケージを構築。フロアまで専用設計とし、床下にはメンテナンス性を考慮した脱着式補強バーも備える。

排気系は東名パワード製マフラーをベースに、ミッション付近から直接排気できるバルブ付き仕様へ変更。細部まで競技での使用を見据えたセットアップとなっている。

駆動系では、フロントに8インチ、リヤに8.8インチのデフを採用。PRP製ビレットデフケースやドライサンプ対応キットを組み合わせることで、2000psのパワーを確実に路面へ伝える。アルビンス製6速シーケンシャルミッションとの組み合わせにより、ロールレースやドラッグレースでも高い信頼性を確保している。

コクピットには、TILLETT製ドライカーボンシートを2脚装着。軽量化と高剛性を両立するとともに、メーターにはMoTeC C1212ダッシュロガーを採用するなど、操作性と情報管理も現代のハイエンドドラッグマシンそのものだ。

足元にはボルクレーシングTE37 SAGA S-plusのASTブラッシュドカラーを装着。撮影時はフージャー製ドラッグラジアルを組み合わせていた。ブレーキは前後ともランサーエボリューション用を流用し、17インチタイヤの装着に必要なエアボリュームまで計算された仕様となっている。

エクステリアは、ガレージ・アクティブの代名詞ともいえるドライカーボンRワイドボディ仕様。高精度なフィッティングを実現するため、ドライカーボン仕様はガレージ・アクティブのボディワーク部門でのみ装着が可能なプレミアムモデルとなっている。その品質は、世界中のGT-Rファンから高い評価を獲得している。

日本とオーストラリア、二つのGT-Rカルチャーが融合して誕生する「GOKUⅡ」。単なるハイパワーマシンではなく、世界最高峰の技術と情熱を結晶させた一台として、BNR32の新たな歴史を刻もうとしている。

●取材協力:ガレージアクティブ 福岡県行橋市大字今井1407-1 TEL:0930-25-4488

「究極のGT-R、完成しました!」世界を驚かせたガレージアクティブとGReddyの電撃コラボBNR32

RB28コンプリートエンジンにGP78Rタービンを組み合わせ、1450ps級ポテンシャルを秘めるR32 GT-R。フルドライカーボンボディと最新パーツを融合させたDRY CARBON-Rは、ガレージアクティブの技術力を象徴する存在だ。

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