ストリートで目立つならここまでやりたい!

 ヤマハのスポーツコミューター『MAXシリーズ』の末弟として2016年にデビューしたNMAX。125モデルのほか155㏄クラスも発売され、実質的にマジェスティS(SMAX)の後継機という扱いで、よりスポーティさに磨きがかけられていた。

そんなNMAXの初期型(2019年式)をベースに大幅にカスタムされた一台を捕獲。まず目につくのはロー&ロングのフォルムだ。NMAXは走行性を求めるためか、ドレスアップ志向のロンホイ化はあまり例がなく中々に珍しい。エンジンハンガーをワンオフして200㎜ロングとし、YSS製リヤショック(365㎜)をレイダウンさせて装着。フロント足周りもギリギリを攻めたクリアランスだ!

見た目と制動力のグッドバランス!

足周りのパーツにもこだわられており、ブレーキローターはあえて純正同径のRCB製ウェーブタイプを、そしてキャリパーはフランス・ベルリンガー製2ポットを採用している。強化目的ならディスクの大径化やキャリパーの4ポット化がセオリーだけど、見た目の軽快さを損なわない現状の組み合わせがお気に入りの様子。

「効き目も十分なので問題ありません。ベルリンガーと言えばアルマイトカラーが派手なキャリパーが有名ですけど、あえてシルバーにしました」と落ち着いたマシンメイクを心がけているようだ。

タイヤは海外から取り寄せたマキシス製S98スポーツを履いている。

パワーだけじゃなく冷却面もきっちり!

ヘッドカバーを赤に塗ってドレスアップ。アルミバーを追加してバッグステップポジションにも対応させている。

もちろんパワーユニットも抜かりがない。KN企画購入の182㏄ボアアップキットを組み、MTRT製φ34スロットルボディ、ウインドジャマーズ製マフラーで武装する。燃調はお馴染みのaRacer製フルコンで行い、WF製プーリーやライトスピード製トルクカム、SCRK製クラッチなどで変速も整えている。

スリット入りのコアガードに自作のシュラウドを備えたラジエター周り。

シーズン問わず中長距離を走るため、ラジエター部分には素材から切り出した集風板を追加して冷却効率を向上。ホースもRCB製に変更してパフォーマンスとドレスアップを両立している。アクティブ製デジタル水温計&油温計で管理もばっちり! 「ラジエターはいずれ大きくしたいと思っていますが、純正でも十分に冷えるので夏場も平気ですね」。