
ジャズのアンダーフレームでフリスコスタイルを構築
ストリートチョッパーの代表格といえる“フリスコ”スタイルに仕上げられたスーパーカブ70。ステップごとジャズのアンダーフレームを追加し、フロント19インチ/リヤ16インチ化することで、見事なアメリカンテイストへと変身している。

大径ホイールを装着しながらも、メインフレームやフロントフォークは延長していない。そのため全体のシルエットにはカブらしさが残されており、フリスコスタイルとの自然な融合を実現している。

ハンドル周りも既製品をそのまま使うのではなく、スチール材からトップブリッジを自作。ハンドルを直接取り付けるシンプルな構成とし、専門業者によるメッキ加工で高い質感を与えている。
リジッド化とダックテールで流れるようなラインを追求

リヤフェンダーはショートカットし、後端を跳ね上げたダックテール形状へと加工。フェンダーラインとタイヤ、フレームのバランスが美しく見えるよう、リヤサスペンションはリジッド化されている。
テールランプとナンバープレートは、車体から離した自作ステーへマウント。灯火類を別体化することで、フェンダーからリヤタイヤへと続く流れるようなラインを際立たせている。

市販のソロシートを装着した際に生じた後部の隙間には、自作のグラブバーを追加。金属のままではなく革を巻いて仕上げることで、手作りならではのクラフト感も加えられた。
自作パーツも仕上げの美しさには一切妥協なし
ボディカラーは悩んだ末、鮮やかで個性的な発色を持つトヨタbBの純正色を選び、自家塗装で仕上げた。
マフラーはエイプ用とカブ系のパーツを組み合わせたワンオフ品。ジャズのアンダーフレームを加工し、車体下部へショート管を収めている。ステップ周りも自作されており、シフトペダルのベースには鉄筋を使用。こちらもメッキ加工を施すことで、手作り感を残さず高品質に仕上げている。
自作パーツのオンパレードながら、溶接や加工を見せっぱなしにせず、メッキや塗装によって美しくフィニッシュ。大胆なフリスコスタイルと丁寧な工作が両立した、完成度の高いカスタムである。
ディテールチェック


撮影したのはこのEVENT!
「第17回 カフェカブパーティin関西」
■日時:2022年5月29日(日)
■開催地:大津湖岸なぎさ公園(滋賀県)
2022年5月29日(日)に滋賀県で開催された「カフェカブパーティin関西」は琵琶湖のほとりという絶好のロケーションで大人気。コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催ということもあり、多くのカブヌシが会場に集結した。
【モトチャンプ】