10cm延長と50mmの突き出しで車体姿勢を一新

豊富な社外製パーツを活用して、思い思いにマシンを仕上げていく愉しみが得意な4MINIカスタム。そんな4MINIと聞くと、モンキーやスーパーカブが王道だが、今回はカワサキ車「KSR110」をベースマシンに選んだオーナー車を紹介したい。選べるパーツが少ないぶんアイデアが光る一台に仕上がっている。


外観はMONSTERのグラフィックに多数のアルマイトパーツを重ねてドレスアップ。フロントを約50mm突き出し、Gクラフト製10cmロングスイングアームを組み合わせることで、ロー&ロングなフォルムに仕上げている。

立体感のあるタックロールシートは長めに仕上げ、アルミ製の倒立式ローレットステップを装着。Kファクトリー製チタンマフラーもダウン形状をチョイスして、クールなターミネータースタイル(当時流行ったレースカテゴリー)を再現ししてる。

ホイールはKSR PRO用のアルミ製へ入れ替え。車体各部に散りばめたアルマイトパーツとMONSTERグラフィックによって、独自の雰囲気を作り上げている。

フロントを低く構え、リヤを10cm延長。長めのシートやダウン形状のマフラーも相まって、伸びやかなシルエットを作り出している。

12インチの足元にブレンボを3基投入!

このマシンでもうひとつ目を引くのが、徹底的に手を入れたブレーキ周りだ。フロントにはオプティマム製φ260mmディスクと、ブレンボ製4POTキャリパーを組み合わせている。

リヤはKKK製キャリパーサポートを使い、ブレンボ製2POTキャリパーをダブルで装着。フロントの4POTと合わせ、前後合計8POTという強烈な構成だ。大径ローターや3基のブレンボ製キャリパーに加え、アルマイト仕上げのサポート類まで投入。コンパクトな足周りへ多数のパーツが凝縮され、外装に負けない存在感を放っている。

フロントブレーキは、オプティマム製φ260mmディスクとブレンボ製4ポットキャリパーを採用。

リヤはKKK製キャリパーサポートを使ってブレンボ製2ポットキャリパーをダブルで装着。

ノーマルと比べて分かる大胆なシルエット

2003年に登場したノーマルのKSR110。前後12インチホイールを履き、アップライトでコンパクトなオフロードルックにまとめられていた。

ノーマルのKSR110と比べると、森さんのマシンがどれほど大きく姿を変えたのかが分かりやすい。フロントフォークの突き出しとロングスイングアームによって車体の前後バランスを変え、長めのシートやダウンマフラーによって低く伸びやかな印象を強めている。

さらにKSR PRO用ホイール、前後のブレンボ製キャリパー、各部のアルマイトパーツを組み合わせ、外装から足周りまでひとつの方向性で統一。ただパーツを増やすだけではなく、小さなKSR110を自分好みの姿へトコトン作り込んだ1台なのである。

※この記事は月刊モトチャンプ2024年7月号を基に加筆修正を行っています

【モトチャンプ編集部】