2026年7月のSUV販売台数トップ10

以下のランキングは、日本自動車販売協会連合会が公表する「乗用車ブランド通称名別順位」から、SUVに該当するモデルを抽出して作成した。
なお、同資料では軽自動車および海外ブランド車を対象外としている。
| 順位 | メーカー・モデル | 販売台数 | 前月比 | 前年比 |
| 1位 | トヨタ・ライズ | 13,068台 | 107% | 183.2% |
| 2位 | トヨタ・ランドクルーザー | 8,061台 | 91.8% | 203.2% |
| 3位 | トヨタ・RAV4 | 7,536台 | 107.8% | 285.3% |
| 4位 | ホンダ・ヴェゼル | 6,567台 | 90.2% | 115.4% |
| 5位 | スズキ・ジムニー | 4,333台 | 93.7% | 169.9% |
| 6位 | マツダ・CX-5 | 4,240台 | 90.8% | 229.6% |
| 7位 | トヨタ・ハリアー | 3,506台 | 105.2% | 81.7% |
| 8位 | トヨタ・bZ4X | 2,766台 | 99.6% | ― |
| 9位 | 日産・キックス | 2,591台 | 108.3% | 335.6% |
| 10位 | ホンダ・ZR-V | 2,519台 | 118.3% | 127% |
ライズが1万3,000台超で首位、RAV4は3位へ浮上
2026年7月のSUV販売台数で首位となったのは、トヨタ・ライズだ。販売台数は13,068台、前月比107%、前年比183.2%となった。
6月の12,208台から860台増加し、今回と同じ車種選定基準では7カ月連続でSUV首位を維持した。7月のSUVトップ10では唯一1万台を超えており、2位のランドクルーザーとの差は5,007台となっている。前年同月比でも83%以上増加しており、前月比と前年比の双方で販売台数を伸ばした。
2位にはトヨタ・ランドクルーザーが入った。販売台数は8,061台、前月比91.8%、前年比203.2%だった。6月の8,778台から717台減少したものの、SUVランキングでは2位を維持。前年同月比では2倍を超えており、前月からは減少しながらも前年同月を大きく上回った。
3位にはトヨタ・RAV4がランクイン。販売台数は7,536台、前月比107.8%、前年比285.3%となった。6月の6,990台から546台増加し、順位は4位から3位へ上昇した。前年同月比では約2.9倍となり、前年から大きく販売台数を伸ばしている。
4位にはホンダ・ヴェゼルが入った。販売台数は6,567台、前月比90.2%、前年比115.4%だった。6月の7,279台から712台減少し、順位は3位から4位へ後退した。一方、前年同月比では15%以上増加しており、前年7月の販売水準は上回っている。
5位にはスズキ・ジムニーがランクイン。販売台数は4,333台、前月比93.7%、前年比169.9%だった。6月の4,622台から289台減少したものの、CX-5も販売台数を減らしたことで、順位は6位から5位へ上昇している。前年同月比では約70%増となった。
6位にはマツダ・CX-5が入った。販売台数は4,240台、前月比90.8%、前年比229.6%となった。6月の4,668台から428台減少し、順位は5位から6位へ後退した。ただし、前年同月比では2倍を超えており、前年からの伸び率では上位モデルのひとつとなっている。
7位にはトヨタ・ハリアーがランクイン。販売台数は3,506台、前月比105.2%、前年比81.7%だった。6月の3,334台から172台増加し、順位は7位を維持している。一方、前年同月比では18%以上減少しており、今回のトップ10では前年同月を下回ったモデルとなった。
8位にはトヨタ・bZ4Xが入った。販売台数は2,766台で、6月の2,776台から10台減少した。前月比は99.6%とほぼ横ばいで、順位も8位を維持した。7月のトップ10では唯一のBEVとなっており、ガソリン車やハイブリッド車などが並ぶなかで8位に入っている。
9位には日産・キックスがランクイン。販売台数は2,591台、前月比108.3%、前年比335.6%となった。6月の2,392台から199台増加し、9位を維持。前年同月比では約3.4倍となり、前年比が算出されている7月のSUVトップ10のなかでは最も高い伸び率を記録した。
10位にはホンダ・ZR-Vが入った。販売台数は2,519台、前月比118.3%、前年比127%だった。6月の2,130台から389台増加し、7月はトップ10入りした。前年同月比でも27%増えており、前月・前年同月の双方を上回っている。
一方、6月に2,248台で10位だったスズキ・クロスビーは、7月に2,328台まで販売台数を伸ばしたものの、トップ10圏外となった。7月はZR-Vが2,519台、フォレスターが2,475台、ロッキーが2,344台となり、いずれもクロスビーの2,328台を上回っている。
トヨタが5車種を占め、SUV勢は前年同月比で高い伸び
2026年7月のSUVトップ10をメーカー別に見ると、トヨタが5車種、ホンダが2車種、スズキ、マツダ、日産がそれぞれ1車種となった。
トヨタはライズ、ランドクルーザー、RAV4、ハリアー、bZ4Xがランクイン。5車種の販売台数を合計すると34,937台となり、トップ10合計55,187台の約63.3%を占めている。これはSUV市場全体におけるトヨタのシェアではなく、今回抽出したトップ10の販売台数に占める割合である。
6月との比較では、ライズ、RAV4、ハリアー、キックス、ZR-Vの5車種が販売台数を伸ばした。一方、ランドクルーザー、ヴェゼル、ジムニー、CX-5、bZ4Xの5車種は前月を下回っており、トップ10内でも動きが分かれた。
前年同月比では、キックスの335.6%を筆頭に、RAV4が285.3%、CX-5が229.6%、ランドクルーザーが203.2%と大幅な伸びを記録した。ライズは183.2%、ジムニーも169.9%となり、複数のSUVが前年同月を大きく上回っている。
一方、ハリアーは81.7%となり、トップ10のなかでは前年同月を下回った。販売順位だけでなく、前年からの伸び率にもモデルごとの差が表れている。
7月はトヨタ勢がトップ10の半数を占める一方、前年同月比ではキックスやRAV4、CX-5なども高い伸びを記録した。8月以降、各モデルの販売台数や順位がどのように推移するのか見ていきたい。