今回の次世代充電システムは、複数の充電ストールに供給電力を動的に配分する「ダイナミック電力共有方式」アーキテクチャであることが特徴。各BEVの充電状態・要求に応じて電力を配分することで、ネットワーク全体の電力を使い切る考え方だ。

最大750kWという高出力そのものに加えて、接続車両の充電要求に応じて、システム内で電力を動的にシェアするところがポイント。車両・電池側の状態ではなく、充電ネットワーク側で複数台への電力配分を最適化するという仕組みだ。急速充電が「最大何kW」という単純な数字から[限られた電力をどこへ、いつ、どれだけ配るか]という制御問題へ移っていると見ることができる。逆に言えば、ドライバーが「このストールは何kWだから」と個別の出力を選ぶのではなく、接続した車両に応じて、その時点で利用可能な電力をシステム側が配分する考え方だ。

「EVgoは15年以上にわたりEVドライバーの皆様にサービスを提供してまいりました。今回の750kW次世代アーキテクチャへの投資により、当社のネットワークは現在および将来の車両に対応できる将来性のあるものとなります」と、EVgoのCEOであるバダル・カーン氏は述べている。「EVgoネットワークにおける充電速度は上昇傾向にあり、過去2年間で約20%増加しました。この傾向は今後も続くと予想しており、当社の新しいアーキテクチャは、高出力充電に対する高まる需要に対応するとともに、EVドライバーの皆様に業界最高水準の顧客体験を提供することに貢献します」