オフロードライダー田中 太一: KTMブランドアンバサダーに就任

KTMブランドアンバサダーに田中太一が就任!国内レースにも参戦予定

KTMブランドアンバサダーに就任した田中太一氏は、トライアルとエンデューロの両分野で活躍してきたライダーである。世界最高峰のハードエンデューロレース「エルズベルグロデオ」では、2012年に日本人最高位となる総合5位を記録。2010年から2013年まで4年連続で完走を果たした。

今後はKTM Japanや全国のKTM正規ディーラーが主催するイベントへの参加をはじめ、製品やブランドに関する情報発信、ライディングコンテンツの制作などに協力する。自身の国内レース参戦も予定しており、ライディングスクールやイベント活動で培った経験を活かしながら、オフロード未経験者や新たに挑戦するライダーに向けて、その楽しさを伝えていく。

トライアル世界選手権にも参戦!田中太一の主なレース実績

1982年2月3日生まれの田中氏は、4歳でバイク競技を始めた。1996年にトライアル全日本選手権の国際B級チャンピオンを獲得し、翌1997年には国際A級スーパークラスへ昇格。1998年から2002年までトライアル世界選手権にフル参戦し、2002年には世界ランキング13位、イタリア大会4位入賞を記録した。

その後もトライアル全日本選手権でランキング2位を獲得。2006年から全国でトライアルショーを展開する一方、エンデューロライディングにも本格的に取り組み始めた。2010年にはKTM Japanからのオファーをきっかけにエルズベルグロデオへ初参戦し、13位で完走。2012年には総合5位に入った。

現在はライディングスクールやイベントを通じ、オフロードライディングの普及と次世代ライダーの育成に取り組んでいる。

田中太一が語るKTMの魅力とオフロードライディングの楽しさ

田中氏はKTMについて、車両性能だけでなく、PowerPartsやPowerWear、日常のメンテナンス性にもライダーの視点が反映されていると語る。エルズベルグロデオ参戦時には、メカニックがライダーの要望に耳を傾け、より安心して走れるよう改善を重ねる姿勢に感銘を受けたという。

KTMのブランドメッセージ「READY TO RACE」についても、単なるキャッチコピーではなく、ライダーとともに戦い、進化を続ける姿勢を表す言葉だと捉えている。

アンバサダー活動で伝えたいのは、レースの順位や速さだけではない。初めて坂を登れた、転ばずに走れた、レースを完走できた。そうした小さな成功体験もオフロードの大きな楽しみだと考えている。仲間と走ることや上達する喜び、自分の意思でバイクを操る感覚を伝え、これからオフロードを始める人にも門戸を広げていきたいという。

田中氏はライディングを「永遠に不完全なもの」と表現する。何十年乗っていても課題が残るからこそ成長でき、次に走る理由が生まれる。自分の思い描いたラインと実際の走りが一致した瞬間の喜びも、オフロードならではの魅力だと話す。

KTMオーナーやこれからKTMに乗るライダーに向けては、車両そのものだけでなく、仲間との走行や新しい場所へのツーリング、レース参戦、イベントでの交流も楽しんでほしいとメッセージを送った。転倒や泥、疲労も伴うが、その先にある達成感や仲間との時間は、オフロードならではの体験だと語っている。