LEXUS LS500h
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BMW 750e

LSよりもひと回り大きな7シリーズ

1989年に初代がデビューした「レクサス LS」。日本市場では「トヨタ セルシオ」として販売されていたが、レクサスブランドの日本導入を受けて4代目から「レクサス LS」として高級車市場に投入された。現行型は2017年に登場した5代目モデルとなる。2020年に大規模なフェイスリフトを実施し、その後も細かい改良を繰り返している。直近では2026年9月にもシャシーを強化するなどのアップデートを行った。

対するBMWは、2022年にデビューしたフラッグシップサルーン「7シリーズ」の改良新型を2026年4月に発表した。内外装と搭載テクノロジーを刷新し、フルモデルチェンジに近い改良を行っている。フル電動モデルの「i7」に加えて、内燃機関(ICE)モデルは、48Vマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッド(PHEV)が揃えられた。

LSは一部改良と同時にラインナップを整理し、現在日本ではハイブリッド仕様「LS500h」のみを販売している。今回はLS500hとPHEV仕様の「BMW 750e」を比較してみよう。

LS500hに対し、750eは全長が160mm、全幅が50mm、ホイールベースも90mm長い。ひと回り大きなボディを持ち、堂々としたプロポーションに加えて、広大な後席居住性が確保された。LS500hは全高が1460mmに抑えられており、スポーツカーを思わせる低く伸びやかなシルエットが特徴となる。

レクサス LS500h “version L”

ボディサイズ=全長5235mm×全幅1900mm×全高1460mm
ホイールベース=3125mm
車両重量=2350kg
タイヤサイズ=245/50R19(前)、245/50R19(後)

BMW 750e

ボディサイズ=全長5395mm×全幅1950mm×全高1550mm
ホイールベース=3215mm
車両重量=2435kg
タイヤサイズ=255/45R20(前)、285/40R20(後)

独自のハイブリッドシステムを搭載

「LS500h」は、最高出力299PSの3.5リッターV型6気筒ツインターボに、180PSの電気モーターを組み合わせたトヨタ独自の「マルチステージハイブリッドシステム」を搭載し、システム最高出力は359PSを誇る。状況に応じてエンジンとモーターを制御し、外部から充電することなく、優れた燃費性能を実現した。

一方の「750e」は、3.0リッター直列6気筒ガソリンターボと、高出力モーターを組み合わせたPHEVシステムを搭載。システム最高出力は489PSを発揮し、圧倒的な動力性能を持っている。

レクサス LS500h “version L”

エンジン形式=V型6気筒+ハイブリッドシステム
排気量=3456cc
最高出力=299PS/6600rpm
最大トルク=356Nm/5100rpm
モーター最高出力=180PS
モーター最大トルク=300Nm
システム最高出力=359PS
トランスミッション=電気式CVT
駆動方式=AWD

BMW 750e

エンジン形式=直列6気筒ガソリンターボ+プラグインハイブリッド
排気量=2997cc
最高出力=313PS/5500rpm
最大トルク=450Nm/1850-4700rpm
システム最高出力=489PS
システム最大トルク=700Nm
トランスミッション=電子制御8速AT
駆動方式=RWD

最新コクピットなど先進性が光る7シリーズ

日本らしい個性をたたえたLSのインテリアは、12.3インチTFT液晶式メーターに、横型の12.3インチディスプレイをレイアウトする。対する7シリーズは、最新モデル群「ノイエ・クラッセ」共通の最新コクピットを採用。フロントガラス下端の左右Aピラー間に様々な情報を表示する「BMWパノラミック・ビジョン」を標準装備し、17.9インチセンターディスプレイ、14.9インチパッセンジャースクリーンが配置される。

LS500hには、他のメーカーの追随を許さない制御を誇るストロングハイブリッドが奢られ、充電を気にすることなく、高い静粛性と優れた燃費性能を両立した。一方、容量22.1kWh、円筒セルが導入された最新世代のリチウムイオンバッテリーを搭載する「750e」は、EVモードで最大82kmの航続距離があり、日常の移動を電気だけでこなすことができる。

2026年秋から欧州で製造・販売がスタートした750eのドイツにおける価格は、13万3900ユーロ(約2300万円)から。現時点で日本市場への導入は未定だが、LS500h “version L”の1652万円とは、648万円という価格差がある。

価格面で優位に立つLS500h “version L”は、インテリアやドライビングアシスタンス機能などに基本設計の古さが否めないものの、静粛性や上質な乗り心地など、日本車ならではのきめ細かな快適性は今なお魅力的だ。750eは最新のデジタル技術や運転支援機能も充実。走行性能や先進性を重視するなら750e、価格を抑えながらフラッグシップならではの快適性を求めるならば、LS500hが有力な選択肢となるだろう。

車両本体価格

レクサス LS500h “version L” 1652万円
BMW 750e 未導入

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BMWのフラッグシップサルーンである7シリーズが、史上最大を謳うビッグマイナーチェンジを受けた。現行型の「G70」は2022年4月に世界デビューを果たしたが、4年後の大幅改良となる。北京でのワールドプレミアに続き、ニューヨーク、日本(東京)でも初公開された。