トライアンフのフラッグシップアドベンチャー登場

トライアンフは、アドベンチャーモデル新型「TIGER 1200」シリーズを発表した。新型 「TIGER 1200」は、走る性能、デジタルとのつながり、周囲を把握する力、そして停車時の安心感を一つの車体に統合した。長距離の旅を、より自然に、より深く楽しめるフラッグシップへと進化している。
最高出力158PSを発生する進化した1200cc T-Plane三気筒エンジンに加え、Apple CarPlay/Android Autoに対応する7インチHDタッチスクリーン、前後の Bosch(ボッシュ)製レーダーによる包括的な先進ライダー支援システム、SHOWA EERA HEIGHTFLEX(R)を採用している。
旅そのものを変える、Apple CarPlay/Android Auto
新しい ボッシュ製7インチHDタッチスクリーンは、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応し、ナビゲーション、音楽、メッセージなど、日常的に使い慣れた対応アプリを車両上で利用できる仕様となった。
燃料タンク上部には防水スマートフォン収納部を設け、最大3A/15WのUSB-C充電に対応する。エアフローチャンネルと自動制御の冷却ファンが、長時間使用時の端末温度管理をサポートする。ディスプレイはIP6K9Kの防塵・防水性能、反射を抑える光学接着ガラス、自動輝度調整を備えている。
前後ボッシュ製レーダーが、ライダーを支える
トライアンフとボッシュが共同開発した前後レーダーは、先進ライダー支援システム(ARAS)を一つのネットワークとして統合した。単一の警告機能にとどまらず、前方車両との距離、周囲の交通、後方から接近する車両までを継続的に捉え、長距離移動や交通量の多い環境で、ライダーの認知、予測、操作を支える。
- アダプティブクルーズコントロール/ダイナミッククルーズコントロール
- オーパーテイクアシスト/カーブスピードコントロール
- グループライドアシスト/ライディングディスタンスアシスト
- 前方衝突警告/緊急ブレーキアシスト
- ブラインドスポットアシスト/リアディスタンスワーニング
大きな冒険を、もっと身近に

新型「TIGER 1200」は、トライアンフ初のSHOWA製EERA HEIGHTFLEX(R)セミアクティブサスペンションを採用し、車速やブレーキ操作をリアルタイムで監視、停車に近づくと油圧制御によってリアサスペンションの圧力を下げ、シート高を30mm自動的に低減させる。発進後は数秒以内に本来のライドハイトへ復帰する。
自動セルフレビリング機能により、ソロ、タンデム、荷物積載時のいずれでも車体姿勢を最適化する。停車時の足つき性と、走行時に必要なサスペンション性能を両立する。さらにセンタースタンドアシストは、センタースタンド操作時に一時的にプリロードを高め、積載時でも車体を引き上げる負担を軽減する。
GT ProおよびRally Proは同一のシート高設定とし、HEIGHTFLEX作動時の停車時シート高は790mm である。前モデルにローシートを装着した状態より 40mm 低い設定とした。
158PS へ進化した T-Plane 三気筒エンジン
搭載された1200cc T-Plane三気筒エンジンは、最高出力 158PS/9,250rpm を発生する。従来モデルを8PS上回る。新設計シリンダーヘッド、新ピストン、軽量化した吸排気バルブ、より精密な燃料噴射、フリーフロー化した排気系により、燃焼効率とガスフローを改善し、低回転域からより豊かなトルクを引き出している。
より俊敏に、より深く、道を楽しむ
3モデルすべてに19インチフロント/17インチリアホイールと、前後200mmのサスペンショントラベルを採用した。GTはキャストアルミホイールによるスポーティなオンロード特性を、Rallyはサイドレーススポークホイールによる堅牢性とオフロード対応力を備える。
SHOWA EERA HEIGHTFLEX(R)は、Firm、Medium、Softの3段階のダンピングを選択可能である。6 軸 IMU を含む複数のセンサー情報を用いて圧側・伸び側減衰を連続調整し、路面のうねりやブレーキング時にも車体を安定させる。ブレンボ製Stylema(R)ブレーキと最新世代のTriumph Shift Assistが、正確な制動と素早く滑らかなシフトを支える。
夜間の視界と快適性もアップデート
新しいアダプティブ LED プロジェクターヘッドライトは、車体の傾斜角15度と30度で追加LEDを順次点灯し、コーナー内側を照射する。サスペンション高の変化に合わせてビームレベルの自動調整も可能にした。再設計したライダー/パッセンジャーシートはフォーム厚を10mm増やし、ヒーテッドシートと3段階グリップヒーターを全モデルに標準装備している。
3 つの選択肢、ひとつの TIGER 1200
日本国内でのラインアップは、GT Pro、Rally Pro、GT Explorerの3モデルが用意された。
Proは20L、Explorerは30Lの燃料タンクを装備する。GT Explorerはタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)を備え、Rally ProはOff-road Proライディングモードや追加のプロテクション装備により、未舗装路への対応力を高めている。
あらゆる技術を集約した新型「TIGER 1200」は、オンロードからオフロードまで、ライダーを未知なる旅の感動へ導いてくれるに違いない。








