Aston Martin Valhalla Spider
アストンマティーン史上最速のオープントップ

アストンマーティンは、「ヴァルハラ スパイダー」の開発において、アストンマーティン・アラムコ・F1チームのコンサルティング部門「アストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズ(AMPT)」との緊密な連携を継続。車両ダイナミクス、エアロダイナミクス、素材に関する専門知識と技術を、ヴァルハラ スパイダーの設計・開発に採り入れた。
ヴァルハラ スパイダーは、ヴァルハラ クーペの流麗なボディラインを維持しながら、あらゆる走行シーンに対応できるよう設計されたルーフシステムを採用。取り外して収納できるブラックのファブリックルーフを標準装備し、天候の急変時にも十分に対応する。
ファブリックルーフを装着した状態でも最高速度200km/hでの走行が可能であり、さらにオプションのカーボンファイバー製ハードトップを選択すれば、ルーフを装着した状態でも電子制御による上限速度の350km/hまで制約なく走行することがでる。また、停車状態で使用するためのレインカバーも付属する。
ルーフを取り外した状態でも最高速度に到達することが可能になったことで、ヴァルハラ スパイダーはアストンマーティン史上最速のオープンコクピットモデルに君臨することになった。
専用のウィンドディフレクター

ヴァルハラ スパイダーは、ルーフを取り外した状態でも最高のパフォーマンスを維持しながら、パッセンジャーの快適性を最大限に高める専用設計の「ウィンドディフレクター」を採用。オープンコックピット上部の気流を制御するシンプルな装置は、ルーフパネルを取り外した際にクリップで素早く所定の位置に固定することができる。
独自の設計により、フロントガラス上端からの気流を制御し、冷却用フレッシュエアをシュノーケルへと引き込み、パッセンジャーの上方へと空気を流すことで快適性を高める。シュノーケルもオープントップモデルに合わせて形状を最適化。ヴァルハラ スパイダー専用に形状を変更し、35mm高く配置される。
ルーフを装着した状態では、ウィンドディフレクターを3つ折りにし、新たに設けられた容量15Lのサイドシル内の収納スペースに収めることが可能。改良されたアクティブエアロダイナミクスとESPのキャリブレーションにより、ルーフの装着・非装着による気流の変化を検知して適応し、車両のバランスと安定性を保ちながらドライバーに変わらぬ安心感をもたらす。
ヴァルハラ スパイダーには、新設計のカーボンファイバー製ツーリングシートを標準装備。ルーフを装着した状態でもパッセンジャーの快適性が大幅に高められた。よりダイナミックな走行に適したサポート性を求める場合は、ヴァルハラ クーペと同じカーボンファイバー製シートを無償選択することもできる。
最高出力1079PSするハイブリッドシステム

ヴァルハラ スパイダーには、ヴァルハラ クーペと同じ最高出力1079PS、最大トルク1100Nmのプラグインハイブリッドパワートレインを搭載する。その中核を担うのが、単体で最高出力828PSを発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン。1リッターあたり210PSという、アストンマーティンの内燃エンジン史上最高の比出力を誇り、3基の電気モーターと高性能バッテリー「HPB」により、215PSの出力が追加される。
2基の電気モーターがフロントの「e-アクスル」を駆動し、フル電動トルクベクタリング「E-TV」によって俊敏性と安定性の両方を高める。8速DCTトランスミッションと一体化した3基目の電気モーターは、V8エンジンを補助してリヤアクスルと電子制御ディファレンシャル「e-diff」を駆動。フロントアクスルとリアアクスルは機械的に連結されておらず、各ホイールへの駆動力配分はアストンマーティンの先進的な統合車両ダイナミクス制御「IVC」システムによって常にマネージメントされる。
統合車両ダイナミクス制御「IVC」の電子制御システムは、サスペンション、ブレーキ、ステアリング、アクティブエアロダイナミクス、パワートレインの各システムを監視し、あらゆる状況で最適なパフォーマンスとドライバーとの一体感を実現。IVCはドライバーが選択できる4つのドライブモードと連携し、車両の挙動とドライバーの要求を監視することで、ヴァルハラ スパイダーのダイナミックな走行特性を調整する。
高度なアクティブ・エアロダイナミクス

ヴァルハラ スパイダーにも、クーペ由来のアクティブエアロダイナミクスを搭載。ヴァルハラ スパイダーでは、可動式の空力面とアンダーボディの気流の精密な制御が組み合わせられた。走行状況や選択したドライブモードに応じて前後のダウンフォースを常に調整し、グリップ力、ハンドリングバランス、レスポンスの一貫性を最大限に高めるほか、空気抵抗を低減することで最適な空力効率を実現する。
フロントとリヤにアクティブエアロダイナミクス機構を備えることで、前後アクスル間のダウンフォース配分を高精度に制御。これにより、車両の安定性と高いレベルのパフォーマンスが確保された。
クーペと共通のハードウェアとソフトウェアを基盤としているため、ヴァルハラ スパイダーとヴァルハラ クーペの技術的な違いは、アクティブエアロダイナミクスの変更と電子安定性制御「ESC」のキャリブレーションの調整のみ。ルーフを取り外した状態と装着した状態の両方において、一貫した空力性能と車両の動的挙動を維持できるよう精密に調整された。ルーフ装着時の最大ダウンフォースは600kgを超える。
ヴァルハラ スパイダーも、ヴァルハラ クーペに採用されたカーボンファイバー製タブをベースとした構造を流用。カーボン構造体は、アストンマーティンのために開発された独自技術を用いて製作されており、構造体の上部と下部は、樹脂トランスファー成形(RTM)プロセスとF1由来のオートクレーブ技術が組み合わせられた。
カーボンファイバー製ディヘドラルドアを継承

オープンエアドライビングの魅力をさらに高めるため、ヴァルハラ スパイダーは、特徴的なカーボンファイバー製ディヘドラルドアを継承し、ドラマチックな演出が維持された。さらに開閉動作をより滑らかにするために機構を改良し、フレームレスデザインを採用。ドアガラス上端の曲率をわずかに大きくすることで、ルーフを装着した状態でも容易な乗り降りが確保されている。
アストンマーティンのエイドリアン・ホールマークCEOは、ヴァルハラ スパイダーについて次のようにコメントした。
「ヴァルハラ クーペは、私たちに多くの領域を切り拓きました。アストンマーティン初の量産型ミドシップスーパースポーツ、初のプラグインハイブリッドであり、専用設計のフラットプレーンクランクV8エンジンを初めて搭載し、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を初めて採用したモデルでもあります。新たなデザイン言語を切り拓くとともに、公道での優れた走行フィールとドライバーとの一体感を、サーキットでの卓越した走行性能と独自の形で融合させました」
「ヴァルハラ スパイダーは、クーペの美しさと幅広い走行性能を受け継ぎ、数々の画期的な『初』成果を踏まえて、さらなる進化を遂げています。同時にオープンコクピットのスーパースポーツならではの走る楽しさや、ドライバーがクルマとの一体感を味わえる機会を広げています。高速走行でも低速走行でも、雨の日でも晴れの日でも変わりません。ルーフを装着した状態でも取り外した状態でも、公道でもサーキットでも、ヴァルハラ スパイダーは、すべてに応えてくれるでしょう」
「アストンマーティン ヴァルハラ スパイダー」を動画でチェック!


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