際立つデザインは兄貴譲り

上位モデル譲りの際立ったスタイルと次世代デザインを継承したヤマハ「MT-125」が、装いを新たに登場した。再設計されたシートは、より伸びやかでスリムなシルエットを実現するとともに、人間工学に基づいた快適性と、ライダーとマシンの一体感を高めている。
より彫刻的でアグレッシブな新しいタンクデザインは、ライダーの快適なライディングポジションをサポートし、都会的なルックスを際立たせた。
サイドフェアリングには、独特なテクスチャーを施したパネルを採用した。ダークスモークの透明素材に「グリッチ(ノイズ)」のようなパターンをあしらい、MTロゴが浮かび上がる仕様となっている。
特徴的なフロントフェイスは、よりシャープでエッジの効いたデザインへと刷新された。ダークスモークの透明なフロントマスクには「MT-125」のロゴが刻まれ、都会的な個性を主張する。
ブレード(刃)を彷彿とさせるLEDポジションランプとLEDウインカーが、より洗練されたモダンなライティングシステムを構成し、視認性も向上させている。
基本設計は継承

VVA(可変バルブ機構)を搭載した125cc単気筒エンジン、デルタボックスフレーム、41mm径の倒立フォーク、そして810mmのシート高といった基本構成はそのままに、2027年モデルのMT-125は、ライダーから高く評価されてきた卓越したハンドリング、グリップ性能、そしてコントロール性を継承している。
カラーラインナップには、新たに「レッドライン・ホワイト(Redline White)」が登場した。ツートーンシートを採用したこのカラーに加え、従来の象徴的なカラーである「アイスストーム(Ice Storm)」「アイコンブルー(Icon Blue)」「テックブラック(Tech Black)」も継続設定され、サイドには大胆な「125」のグラフィックがあしらわれた。
MTシリーズの役割
10年以上前、ヤマハは「ハイパーネイキッド」シリーズを投入し、モーターサイクルの世界に新たな風を吹き込んだ。その先駆けとなったのが、革新的なMT-09、MT-07、MT-03、そしてMT-125である。MTシリーズは、このクラスのベンチマークを確立し、新たな世代のライダーを魅了することで、誰にも負けない揺るぎないレガシーを築き上げた。
それ以来、各モデルは進化を続けながらも、アグレッシブなスタイル、卓越したハンドリング、そしてトルクフルで刺激的なパワーという、MTシリーズのDNAを受け継いできた。次世代のMT-125は、アグレッシブかつ大胆な新しいデザインを纏っている。

2027年モデルの「MT-125」は、先代から受け継ぐ定評ある走行性能や基本構成をしっかりと維持しながらも、洗練されたグラフィックや「グリッチ」調のサイドフェアリング、待望の新色追加などにより、いっそうアグレッシブかつ都会的なスタイリングへと劇的な進化を遂げている。
熟成を重ねた確かな走りのポテンシャルと、次世代を見据えた先鋭的なデザインを高次元で融合させたこの1台は、まさに原付二種・125ccクラスの枠を超えた存在感を放つ。EICMA 2026の会場でお披露目されるその姿と、今後の展開に大きな期待が高まる。



