EICMA2026のカワサキブースに展示されたコルレオは多くの注目を集めていた

2025年の大阪万博でも話題になったカワサキが製作した4足歩行モビリティ「コルレオ」が、イタリア・ミラノで開催中のモーターサイクルショーEICMA2026のカワサキブースに展示され、実際に跨ることができた。

コルレオ(CORLEO)はカワサキはが開発中の4速歩行タイプの新しいモビリティ。馬のような4速歩行ロボットに跨り、手綱に代わるハンドルと、あぶみに代わるステップにより、体重移動と簡単な操作で自由に操作することができるというもの。これまでのオートバイでは立ち入ることができなかった地形でも走行でき、安定した走行(歩行?)で操る楽しみが味わえるモビリティ。半世紀以上にわたるカワサキの革新的なオートバイの技術と、ロボット工学の技術を投入したカワサキらしいモビリティとも言える。

険しい山岳路でも自由自在に動き回ることができる。

動力は車両後部の容器に蓄えられた水素により、150ccの水素エンジンを駆動して電力を得る仕組み。天候や気温、路面状態、さらには野生動物の存在まで検知して、ライダーを安全なルートに案内する「コルレオナビゲーション」も同時に開発。コルレオのモニターだけでなく、スマートデバイスでも使用できるようになるという。

ビジュアルは馬というよりライオンっぽい?
4本の足が地面をしっかり捉え、オフロードを駆け回る。

このプロジェクトはSAFE ADVENTURE事業開発チームが主導し、川崎重工の社長に直接報告をおこなっているという。それだけこのプロジェクトが同社にとって重要ということだろう。SAFE ADVENTUREコンセプトは全ての人が山間部を安全に、自然と調査して楽しめることを目的にしており、川崎グループが推進するグループビジョン2030の理念「安全で安心リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」の全てに合致している。

2035年を目標に商業化を予定しているという。オフロードバイクや3輪、4輪バギーとともに、オフロードを楽しむモビリティとして期待されている。

人間がまたがると割と大きく感じる。
怪我や病気で登山ができない人でも、野山を駆け回れるようになるのはいいね。