
ツーリングライダーの聖地、奥多摩で11月3日の文化の日に警視庁、山梨県警による二輪車交通安全キャンペーンが行われた。会場となった大麦代駐車場には10時の開場前から大勢のライダーが集まり、抽選会やトークショーを楽しんだ。
文化の日に奥多摩湖畔で二輪車交通安全キャンペーンが開催
二輪車の交通事故防止対策の強化として、安全運転意識の向上を図ることを目的に、警視庁が主体となって山梨県警察、東京都交通安全協会、それに東京都二輪車普及安全協会が協力する二輪車交通安全キャンペーンが11月3日(祝、火曜)、ツーリングライダーの聖地である奥多摩湖畔、大麦代駐車場を会場に開催された。
木々が色づき始めた奥多摩には、朝から大勢のライダーが訪れていた。会場の大麦代駐車場にはイベントが始まる10時前には100台以上のバイクが集まり、あちらこちらでバイク談議に花を咲かせていた。
そうした中、抽選券とちらしが配布され、イベントスタートと同時に警視庁ブースには長蛇の列ができた。抽選券と引き換えにくじを引き、見事当たりが出ると景品のライディンググローブがもらえるのだ。一方山梨県警察ブースでも、反射リストバンドや安全運転啓発チラシなどが配られた。
東京都二輪車普及安全協会ブースではアンバサダーの平嶋夏海さんが中心となってジャパンライダーズ宣言をPR。宣言をしたライダーには特性ネックウォーマーやドリップコーヒーが提供された。







平嶋夏海さんとクイーンスターズによる交通安全啓発トークショー
長くバイクライフを楽しむためには、安全運転と同時に身の安全を守ることも重要だ。というわけで、JAPAN RIDERSアンバサダー平嶋夏海さんと警視庁女性白バイ隊クイーンスターズによる交通安全に関するトークショーが行われ、集まったライダーたちが真剣な面持ちで聞き入っていた。
トークショーではまず、頭部や胸部を衝撃から守ることが重要だということがクイーンスターズの方から強調された。そのうえでヘルメットはただ被るだけじゃなく、しっかりとあごひもを締めることが大切だと平嶋さんが付け加えた。さらにプロテクターの必要性についての話題になると、「夏は暑くてプロテクター装着に少しためらうかもしれない。でもきちんと装着することが身の安全につながるし重要なこと」と平嶋さん。胸部プロテクターの装着普及を後押しした。
白バイ隊員も着用しているライダー用エアバッグも登場。実際に平嶋さんが着用しエアバッグを作動させた。結果、胸部はもちろん、脊椎、鎖骨、頸椎まで保護されるのでとにかく安心感が大きいと感想を述べていた。その様子を目の当たりにしていた多くのライダーも、エアバッグの効果の大きさを実感していた。
クイーンスターズの方からは右直事故に遭わないための心得として「かもしれない運転」の大切さを語った。平嶋さんもそれには納得といった表情で受け応えていた。







正しい乗車姿勢についても、実際に白バイを使って平嶋さんをモデルにレクチャーが行われた。着座位置や腕の状態、そして足の向きによる自然なニーグリップなど、わかりやすく解説された。
車重300㎏はある白バイを押し歩きさせたり、バックさせるコツについても、恐る恐るながら平嶋さんが実践。すぐにうまくできるわけではないが、しっかり練習すればできるようになると、同じ女性であるクイーンスターズの方からアドバイスされていた。



こうしてタメになるトークショーが滞りなく終了した。参加したライダーたちはみな、安全運転への意識を高めたのではないだろうか。そしてバイクライフをよりいっそう充実させていこうと思ったにちがいない。わずか2時間ほどのキャンペーンイベントだったが、中身の濃い時間だったのではないだろうか。
