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ミドルクラスモデルを一新 ドライビング3Dマップを新搭載した2021年モデル登場 ケンウッド 彩速ナビ TYPE S 【CAR MONO図鑑】

  • 2021/01/19
  • 浜先秀彰
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ケンウッドのAV一体型カーナビ・彩速(さいそく)ナビシリーズのミドルクラス「TYPE S」が2021年モデルにチェンジ。新機能を搭載し、コストパフォーマンスを一段と向上させている。1月中旬より発売。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

問い合わせ:JVCケンウッド
電話:0120-2727-87

■ケンウッド公式サイト

ケンウッド MDV-S708L……オープン価格(実勢価格:9万9000円前後/税込)

ケンウッド MDV-S708W……オープン価格(実勢価格:7万7000円前後)

ケンウッド MDV-S708……オープン価格(実勢価格:7万7000円前後)

 ラインアップは車種専用取り付けキットで装着する8型WVGAディスプレイ搭載の「MDV-S708L」、200mmワイドサイズスペースに装着できる7型WVGAディスプレイ搭載の「MDV-S708W」、2DINサイズスペースに装着できる7型WVGAディスプレイ搭載の「MDV-S708」の3機種となる。ボディサイズや画面サイズは異なるが、機能面は全モデル共通だ。

●ダークモード
 今回のモデルチェンジでは新スタイルの地図を追加。「ドライビング3Dマップ」は3D地図を5つの俯瞰視点で表示でき、自車周辺地図の視認性を損なうことなく進行方向の情報を広く見られる。また、地図の背景を黒くすることで道路の見やすさを高めた「ダークモード」も搭載する。

 もちろん彩速ナビならではのハイレスポンスも味わえ、デュアルコアCPU搭載の「ジェットレスポンスエンジンⅢ」や独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」を備えている。操作ボタンが地図画面に浮かぶ「アクティブオーバーレイGUI」、ドライブ中に必要な情報をグラフィカルに見せる「新インフォウィンドウモード」なども搭載。

 ナビ機能ではランドマークを高品位に再現する「3Dポリゴンランドマーク」を収録し、従来の400カ所から1200カ所に大幅拡張。クルマの傾きを検知して道の勾配を把握する「高精度3Dジャイロセンサー」や詳細な渋滞情報を無料で取得できる「VICS WIDE受信機能」なども持つ。

 エンタメ機能ではハイレゾ音源など多くの音楽フォーマットに対応するうえ、さまざまな音源を高音質化する技術「K2テクノロジー」を備える。地デジ、DVD、Bluetoothオーディオなど多彩なAVソースが楽しめる点も見逃せない。

 オプションには車両前後を撮影できる2カメラタイプの連携型ドライブレコーダー、ハイレゾ音源再生も可能なスピーカー、最新情報を取得できるナビ連動型高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器などが揃い、使い方に合わせたシステムアップが可能だ。

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