【Q.】新基準原付と原付二種はどうやって見分ける?

【A.】ナンバーの色や前後フェンダーのマークで判別できる

原付二種と同じ125cc以下の排気量ながら、最高出力を4.0kW(5.4PS)以下に制御し、従来の原付一種と同等の性能としている新基準原付。法規上の扱いも原付一種と同じ扱いで、原付二種とは以下のような違いがある。

運転可能な免許】
・原付一種(50cc以下+125cc以下で最高出力4.0kW以下の新基準原付)
→原付免許以上の二輪免許、普通自動車免許

・原付二種(50cc超〜125cc以下)
→小型限定普通二輪免許(AT小型限定を含む)以上の二輪免許

【交通ルールの主な違い】
・原付一種(50cc以下+125cc以下で最高出力4.0kW以下の新基準原付)
→法定速度30km/h、2人乗り不可、二段階右折が必要

・原付二種(50cc超〜125cc以下)
→法定速度60km/h、2人乗り可、二段階右折は不要

一方、110ccや125ccのバイクをベースとする新基準原付は、車格的には原付二種に近い。そのため、もし新基準原付を運転する際、原付二種と同じ30km/hを超える速度で走ったり、2人乗りなどの違反となる運転をしても、「(警察官などには)区別がつかないのでは?」と思う人もいるかもしれない。

だが、その考えはちょっと甘い。なぜなら、ナンバープレートを見れば、両者の違いは一目瞭然だからだ。

【新基準原付と原付二種のナンバープレートの違い】
・原付一種(50cc以下+125cc以下で最高出力4.0kW以下の新基準原付)

・原付二種(50cc超~90cc以下)

黄色

・原付二種(90cc超~125cc以下)

ピンク

新基準原付は、前述の通り、適用される法規などは50ccバイクなどの原付一種と同じ。そのため、ナンバープレートも同じ白となる。一方、原付二種のナンバープレートは黄色やピンクなので、バイクの後ろを見れば違いは一目で分かるのだ。

number_bike_6
原付一種のナンバープレート例。新基準原付のナンバーも基本は同じ白となる
number_bike_7
原付二種(90cc超~125cc以下)のナンバープレート例

また、原付二種はフロントフェンダーなどに白い帯、リアフェンダーなどには白の△マークもあるが、新基準原付にはそれらがない。さらに、2人乗りが可能な原付二種の場合は、タンデム用のシートやステップがあるが、一人乗り前提の新基準原付にはそれらもない。

2230112-lead125_001Hb
原付二種はフロントフェンダーなどに白い帯がある
Gentsuki2_01b
原付二種の見分け方では、リアフェンダーなどに白の△マークがあるか否かも判断基準となる

つまり、同じような車格でも、外観上でこれらポイントを見れば、両者の違いが分かるようになっているのだ。新基準原付に乗る場合は、くれぐれも法定速度や2人乗り、二段階右折など、原付二種とは異なる交通ルールがあることに注意したい。

【Q.】新基準原付ってどんなモデルが買えるの?

【A.】ホンダやヤマハから対応モデルが登場

新基準原付が登場した背景には、2025年11月から適用された新排出ガス規制が関連する。新しい基準値への適合が従来の50cc以下のバイクでは難しく、2025年10月末をもって生産終了となったのだ。そして、その代替として、性能面を50ccバイクと同等にして登場したのが新基準原付。では、実際、どんなモデルに乗れるのかというと、2026年5月上旬現在で、以下の通りとなる。

まず、ホンダでは、

「スーパーカブ110ライト」
「スーパーカブ110プロ ライト」
「クロスカブ110ライト」
「ディオ110ライト」

の計4モデルを販売する。

また、ヤマハでも

「ジョグワン」

を発売中だ。

ホンダでは、110ccのビジネスモデルやスクーターがベースで、ヤマハは125ccスクーターを用い、それぞれ新基準原付に対応させたモデルをリリースしている。いずれも、原付免許でも気軽に乗れるうえ、通勤・通学や近所の買い物など、日常の足として使えるモデルばかりだ。また、価格は20万円台前半から40万円前半で、原付二種のベース車よりやや安い設定。できるだけ幅広い層が購入しやすい値付けとなっている。

2026_honda_supercub110lite_001
ホンダ・スーパーカブ110ライト
2026_honda_supercub110prolite_0012
ホンダ・スーパーカブ110プロ ライト
2026_honda_crosscub110lite_003H
ホンダ・クロスカブ110ライト
2026_honda_dio110lite_001.
ホンダ・ディオ110ライト
2026_yamaha_JOGONE_002bb
ヤマハ・ジョグワン

↓詳しくはこちら

新基準原付に関しては、ほかにも、110ccや125ccなど同じ排気量だからと勘違いし、原付免許のみのライダーが原付二種を運転するようなケースも考えられる。当然、これは違反だが、もし捕まると「一発免停」など重い罰則を科せられる可能性もある。詳しくは、以下リンクの記事で紹介しているので、チェックしてみて欲しい。

同じ110ccでも新基準原付と原付二種は大違い! 油断すると無免許運転→25点の重い罰則も | Motor Fan|自動車情報のモーターファン

新基準原付とは? 2025年4月1日から導入された新しいバイクの区分が新基準原付。対応するモデルは、現在(2026年2月17日時点)、ホンダが「スーパーカブ110ライト」「スーパーカブ110プロ ライト」「クロスカブ11 […]

https://motor-fan.jp/article/1401570/