富士山を間近に望む会場で開催された
日本最大規模のVストロームファンミーティング

2026年4月20日(日)、霊峰・富士の裾野にある「富士山こどもの国」C駐車場を会場として『ふじVストロームミーティング2026』が開催された。その名の通り、Vストローム全シリーズを対象にしたワンメイクミーティングであり、メーカーによらないオーナー有志が主催するイベントとしては日本最大規模を誇る。

『ふじVストロームミーティング2026』の会場は富士山を望む「富士山こどもの国」C駐車場。午後には雲が出たものの、午前中は美しい山嶺を拝むことができた。

今回は天候に恵まれたこともあって、Vストロームが422台、その他車種が33台の合計455台が集まった。参加者の中には遠く九州からはるばるやってきた人もいたほどで、このイベントの人気の高さが窺える。

Vストローム1050/1050XT。参加者のVストロームシリーズは車種や色毎に並べられた。

もともとこのミーティングは別の主催者が開催していた『神奈川Vストミーティング』を引き継ぐかたちで、2022年にSUZUKI GT(鈴木)さんら3人によって「山中湖花の都公園」でプレイベントを開催したことに始まる。そして、2023年に「道の駅富士川」で第1回『ふじVストロームミーティング』を成功させた。以降は年に1回のペースで毎年4月に開催している。そして昨年からは「富士山こどもの国」へと会場を移して催行されている。

『ふじVストロームミーティング2026』には455台ものオートバイが集まった。ワンメイクのミーティングということもあり、その大半がVストロームシリーズだった。

ミーティングの目的はあくまでもオーナー同士の交流に置かれており、ゲストを招いてのステージイベントやコンクール・デレガンスなどの派手な催し物はないが、用品・パーツメーカーなどの企業出展やキッチンカーによるケータリングサービス、バイクジャッキのデモンストレーションのようなスタッフの手作り感あふれるミニイベント、協賛企業が提供した豪華景品が当たる抽選券つきステッカーの販売など、Vストロームのオーナーが会場を離れることなく、1日のんびりと休日を楽しめるような内容となっていた。

バイクジャッキを用いた倒れたVストローム1050の引き起こしデモンストレーション。

このミーティングは10人ほどのスタッフで運営されているというが、参加者の協力があるとは言え、この規模のイベントを少人数で回すのは大変なことだろう。彼らのVスト愛とミーティングに対する熱意には頭が下がる思いだ。

開会式の様子。メガホンを片手に挨拶しているのがSUZUKI GT(鈴木)さん。オーナー有志による10人ほどのスタッフで、これほど大きな規模のミーティングを運営している。

SP忠男もブースを出展!
新製品「DESERTBOX BOKEN」装着車の試乗を実施!

SP忠男の出展ブース。「DESERTBOX BOKEN」を装着したVストローム250/250SXの展示・試乗を実施した。

今回の『ふじVストロームミーティング』に企業出展したのは、タイヤメーカー大手のブリヂストン、バイク用チェーンでお馴染みのD.I.D (大同工業株式会社)、POWER BOXで有名なスポーツマフラーのSP忠男、藤沢駅北口に店舗を構えるドイツ式フットケアの湘南フットラボ、チラシ・ステッカー・グッズなどの企画・デザイン・製作、LINEスタンプ販売代行、キャラクター作成を行うTHINK iの5社だ。

D.I.Dのブース。『エヴァンゲリオン』とのコラボチェーンを中心に展示していた。
ブリヂストンのブース。説明員の方は参加者からのタイヤに関する細かな質問にも答えていた。

このうち会場で最も注目を集めていたのが、Vストローム250とVストローム250SX用の新型フルエキマフラーの「DESERTBOX BOKEN」を伴って参加したSP忠男だった。

DESERTBOX BOKENを装着したVストローム250SX。

SP忠男では真円サイレンサー+テーパーエンドの「POWERBOX FULL」に対して、新発売されたDESERTBOX BOKENは後方が若干膨らんだオーバルタイプとなっている。開発に当たっては徹底した走り込みを行ない、日常ユースからツーリング、オフロード走行までオールマイティに使える性格を目指して2000~5000rpmでのワイドなトルクバンドが特徴となっているとのこと。

DESERTBOX BOKENはフルエキタイプを採用する。既製品の「POWERBOX FULL」と同じくサブチャンバーを備えるが、その形状は変更されており、デイトナ製のパイプエンジンガードとの干渉もない。

また、サイレンサー容量の拡大とエンドキャップの効果からレーシーな見た目に反してサウンドはジェントルのひと言。単気筒車にスポーツマフラーを装着した際のバリバリとした音は抑えられており、音量は加速騒音80dB、近接で90dBとおとなしめになっていることから、深夜や早朝の住宅街でエンジンを始動させてもさほど気を使うことはない。

DESERTBOX BOKENのサイレンサー。POWERBOX FULLが真円サイレンサー+テーパーエンドだったのに対し、こちらは後方が若干膨らんだオーバルタイプとなる。歯切れの良いスポーティなサウンドでありながら、音量は抑えられている。

Vストローム250SXオーナーの間で人気のあるデイトナ製のパイプエンジンガードとの干渉もなくなったことも、装着を考えていた人にとっては嬉しいところだろう。

SP忠男のVストローム250SXには、リヤサスにNITRONのモノショック・リヤサスペンションが装着されていた。

この日は展示だけでなく、エンジンをかけてのサウンドのデモンストレーションのほか、希望者には会場周辺の市場も実施しており、終日ブースの周辺は来場者で賑わっていた。

DESERTBOX BOKENはVストローム250用も発売されている。サイレンサーは250SXと同じ形状で、センターパイプは専用設計のものが備わる。

フォトギャラリー:『ふじVストロームミーティング2026』

ここまでの画像や、本文にはない画像はページトップの「この記事の画像をもっと見る(48枚)」で見ることができる。どんなバイクがエントリーしていたのか、また、当日の雰囲気を画像で楽しんで欲しい。

参加者全員の記念撮影(PHOTO:ふじVストロームミーティング2026)