自作パーツを織りまぜた絶妙なコーディネート

なんとも言えないメタリックブロンズのボディが美しい豆助さんのハンターカブ。これまで数々のハイクオリティなカスタム車両を製作してきた上級者だけに、見どころは実に多い。

自作サイドバッグサポートや吸気まわりの作り込みがよく分かる。細部まで統一感を追求した好例。

まず目を引くのはオリジナル調色によるボディカラーだ。ハンターカブらしい無骨さを残しながらも華やかさを演出するため、メタリックやフレークを混ぜて独自のカラーリングを製作。一度完成した後も納得できず再び車体を分解し、メインフレームカバーへブラックラインを追加するなど徹底して作り込んでいる。

見た目だけでなく走りもアップデート

ガネーシャ製チューブレスホイールとダンロップD604タイヤの組み合わせ。大径感のある足周りを演出しながら、軽快な走りも実現している。

足周りで注目したいのはガネーシャ製チューブレスホイール。リム外周からスポークが伸びる独特の構造によって、インチアップせずとも大径ホイールのような存在感を演出する。

タイヤにはダンロップD604を組み合わせ、バネ下重量を軽減。ルックスだけでなく走行性能向上も狙った構成だ。ハンターカブ購入前から構想していたというだけあり、車体全体とのマッチングも抜群である。

パーツを足しながらもスッキリ見せる

豆助さんが特に気を配ったのは、パーツを追加しながらもゴチャついて見せないこと。

デイトナ製エンジンガードやユニレーシング製スイングアーム、自作ガード類などをブラックで統一し、全体のシルエットを引き締めている。ジータ製スクリーンもイベント直前にスモークペイントを施し、ウインカーやテールレンズとの統一感を演出。

さらにJMS製リアボックスはボディ同色にペイントし、オリジナルグラフィックも追加。FRP製とは思えない高級感を獲得している。派手さだけに頼らず、トータルコーディネートで魅せる好例と言えるだろう。

ディテールチェック

社外品のヘッドライトガードをベースに、パイプや鉄板を溶接してワンオフ製作。DIYとは思えない完成度で、ハンターカブらしいタフな表情を演出する。
海外製のセンターキャリアをチョイス。メインフレームカバーにはブラックラインを追加し、ボディカラーとのコントラストで立体感を高めた。
純正の吸気ダクトを撤去し、デュアルパイプ仕様へ変更。視覚的インパクトが大きく、車体後半の個性を強く印象付けるポイントだ。
サイドバッグサポートはなんと自作品。ユニレーシング製スイングアームとの組み合わせで、リア周りを機能的かつスタイリッシュにまとめている。
JMS製リアボックスをボディ同色にペイント。オリジナルグラフィックも追加し、FRP製とは思えない上質な仕上がりを実現した。
ジータ製スクリーンはイベント直前にスモークペイントを施工。ウインカーやテールレンズとの色味を揃え、車体全体の統一感を高めている。
人気のヨシムラマフラーを装着。サイレンサーガードは自作で、張り出し感を抑えるため最小限のパイプワークによってスマートにまとめられている。

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.14」
■日時:2023年5月4日(木・祝)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)

こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!


【モトチャンプ】