次世代ProPILOTに向けて、Valeo(ヴァレオ)はセンサー群と、複雑なAIアルゴリズムを処理するための「ADASドメインコントローラー」を核としたハードウェアおよびソフトウェアの統合プラットフォームを提供。ここに、ルールベースのプログラムではなく、WayveのEnd-to-End AI/Embodied AIを、次世代ProPILOTのDriving Intelligence layerとして統合する。
ついにEnd-to-End AIのテクノロジーが「日産の量産向け次世代ProPILOT」という極めて現実的で大規模なプロジェクトに組み込まれる。さらに、メガサプライヤーであるヴァレオが、センサー、ADASドメインコントローラー、ソフトウェアを統合するSystem Tier-1として間に入る点がこの協業の大きな特徴だ。AIスタートアップのソフトウェアをOEMの量産車両へ実装する際、Tier-1がシステム統合を担うという新しい産業構造が見えてくる。自動車産業がSDV(ソフトウェア定義車両)から「AI-Defined Vehicle(AI定義型車両)」へと移行するプロセスの一端といえよう。
ヴァレオ・ブレイン・ディビジョンのCEO、マーク・ヴレコ氏は次のように述べている。「日産自動車の意欲的な次世代プロパイロット・プログラムのシステム・ティア1パートナーに選ばれたことを光栄に思います。このプログラムは、ヴァレオが包括的なセンサーポートフォリオ、高性能コンピューティング、ソフトウェアに関する専門知識を高度なAI技術と組み合わせる能力を示すものです。ヴァレオは日産自動車およびウェイブ社と協力し、量産向けに設計された、シームレスで安全かつ革新的なAI搭載車両体験を提供します」
