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Bentley Continental GT Mulliner Blackline
40%近いカスタマーがブラックラインをチョイス
今回登場した「ブラックライン」では、ベントレーのビスポーク部門であるマリナーの手によって、エクステリアのクロームパーツをブラックパーツに変更。超高級4シーターグランドツアラーに精悍でダークな表情がプラスされた。これによりカスタマーが希望する様々なカスタマイズが、ブラックラインによってさらに引き立つことになった。
マリナーの熟練職人が手掛けるGT マリナーブラックラインは、最新の「GT マリナー」や「GT マリナーコンバーチブル」とはエクステリアの趣が異なり、GT最高峰のモデルに現代的なアレンジが加えられた。ブライトウェアをブラックに変更したいという要望は高まりつつあり、現在、コンチネンタルGTシリーズ全体の38%がブラックラインになっているという。
ホイールは22インチ・ブラックペイント仕上げ
ブラックラインでは、ベントレーのウイングド“B”バッジを除いて、エクステリアのすべてのブライトウェアをブラックに統一、ラジエーターグリルベゼルもブラックとなる。GT マリナーではアッパーミラーキャップがサテンシルバーとなるが、ブラックラインでは漆黒の「ベルーガ」で仕上げられた。
GT マリナー独自のマトリクスウイングベントもブラックアウトされ、“Mulliner”のロゴだけが明るく輝くことになる。ラジエーターグリルはブラックに明るい縁取りで奥行きを感じさせるデザインのまま、ブラックのバンパーロアグリルへと美しくつながっている。
GT マリナーブラックラインのホイールは22インチ。リムはブラックペイント仕上げ、セルフレベリングバッジにはクロームのリングが付きがチョイスされた。また、コントラストの効いたポリッシュ仕上げの「ポケット」が印象的なマリナー製ブラックホイールもオプションとして近々追加される予定だ。
「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルトを標準装備
GT マリナーブラックラインは、GT マリナーの豪華で魅力的なインテリアをそのまま引き継いでいる。マリナーが提供する無限ともいえるカラーから好みの仕様を選べるほか、豊富なレザーとステッチをベースに、ベントレーが推奨する3色コンビネーションも8種類用意された。
インテリアには「マリナードライビング スペシフィケーション」を標準設定。シートとドアとリヤクォーターパネルはベントレー独自の「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルトで彩られ、コントラストとアクセントが効いたステッチがダイヤモンド模様を美しく引き立てている。キャビン全体に施されるステッチは約40万針。ひとつのダイヤモンド模様に712針、その一針一針がダイヤモンド模様の中心部に向かって正確に配列されている。
パワーユニットはベントレーを象徴する6.0リッターW型12気筒ツインターボ(最高出力635ps)と、ダイナミックな4.0リッターV型8気筒(550ps)の2種類から選択可能。どちらも最高峰グランドツアラーに相応しいエフォートレスなパフォーマンスで長距離ドライブを堪能することができる。