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Mercedes-AMG E 53 PHEV
小型化されるヘッドライトとグリル
5代目の現行Eクラス(W213)がデビューしたのは、2016年。2020年には大規模なフェイスリフトを行なっており、6代目が投入されるのは早くても2023年後半、あるいは2024年にずれ込む可能性がある。
今回撮影された次期Eクラスのデザインは、入念にカモフラージュが施されているものの、最新のSクラスを思わせるフォルムがよく分かる。ヘッドライト上部にLEDストリップを備えており、メインランプの下部には湾曲したLEDを沿うように配置。現行モデルと比較すると、ヘッドライト本体とグリルが小型化されるようだ。
ボディサイドには、こちらもSクラスと同様にフラッシュマウント・ドアハンドルを採用。各ドアの下部には斜めにキャラクターラインが入れられている。また、撮影されたテスト車両は、前後で異なるデザインのホイールを装着し、フロントは5本スポーク、リヤにY字形状の10本スポークを履いていた。
PHEVを含め様々なパワーユニットを用意
先日、存在が明らかになった「メルセデスAMG SL 53」と同様、「メルセデスAMG E 53」に搭載されるプラグインハイブリッドパワートレインについて、その詳細は明らかになっていない。可能性としては、新型C63に搭載される2.0リッター直列4気筒ターボ+電気モーター、または直列6気筒+電気モーターも選択肢のひとつとなりそうだ。
次期型Eクラスにはプラグインハイブリッド以外に、ガソリンターボ+マイルドハイブリッド、ディーゼルもラインアップされると見られている。
インテリアに関してはまだ撮影されていないが、Sクラスと同様のテクノロジーが導入されるはずだ。つまり、物理メーターは廃止され、最新のMBUXソフトウェアが搭載された高解像度大型ディスプレイをコクピットに配置する。また、自動運転機能を含むドライバーアシスタント機能が、Eクラスにも導入されるだろう。