【スクープ!】次期メルセデス・ベンツEクラスは2023年末デビューか

【スクープ!】次期メルセデス・ベンツEクラスはベビーSクラスを思わせるフォルムを採用か?

厳重なカモフラージュが施されたプロトタイプを使用し、欧州でテストが続けられている、次期メルセデス・ベンツEクラス。
厳重なカモフラージュが施されたプロトタイプを使用し、欧州でテストが続けられている、次期メルセデス・ベンツEクラス。
メルセデス・ベンツのミドルサイズセダン「Eクラス」が2023年後半のデビューに向けてテストを続けている。今回、プラグインハイブリッドモデル「メルセデスAMG E 53 PHEV」のテスト車両が欧州で撮影された。デビューまで時間があるため、ボディ形状を隠すよう入念なカモフラージュパネルが施されている。

Mercedes-AMG E 53 PHEV

小型化されるヘッドライトとグリル

厳重なカモフラージュが施されたプロトタイプを使用し、欧州でテストが続けられている、次期メルセデス・ベンツEクラス。
2020年にフェイスリフトを行った現行Eクラス。2023年後半に登場すると見られている次期型は、Sクラスを思わせるフォルムが採用される。

5代目の現行Eクラス(W213)がデビューしたのは、2016年。2020年には大規模なフェイスリフトを行なっており、6代目が投入されるのは早くても2023年後半、あるいは2024年にずれ込む可能性がある。

今回撮影された次期Eクラスのデザインは、入念にカモフラージュが施されているものの、最新のSクラスを思わせるフォルムがよく分かる。ヘッドライト上部にLEDストリップを備えており、メインランプの下部には湾曲したLEDを沿うように配置。現行モデルと比較すると、ヘッドライト本体とグリルが小型化されるようだ。

ボディサイドには、こちらもSクラスと同様にフラッシュマウント・ドアハンドルを採用。各ドアの下部には斜めにキャラクターラインが入れられている。また、撮影されたテスト車両は、前後で異なるデザインのホイールを装着し、フロントは5本スポーク、リヤにY字形状の10本スポークを履いていた。

PHEVを含め様々なパワーユニットを用意

厳重なカモフラージュが施されたプロトタイプを使用し、欧州でテストが続けられている、次期メルセデス・ベンツEクラス。
次期Eクラスは、今回撮影されたPHEV仕様を含めて、ガソリンやディーゼルなど、様々なパワーユニットが搭載される見込みだ。

先日、存在が明らかになった「メルセデスAMG SL 53」と同様、「メルセデスAMG E 53」に搭載されるプラグインハイブリッドパワートレインについて、その詳細は明らかになっていない。可能性としては、新型C63に搭載される2.0リッター直列4気筒ターボ+電気モーター、または直列6気筒+電気モーターも選択肢のひとつとなりそうだ。

次期型Eクラスにはプラグインハイブリッド以外に、ガソリンターボ+マイルドハイブリッド、ディーゼルもラインアップされると見られている。

インテリアに関してはまだ撮影されていないが、Sクラスと同様のテクノロジーが導入されるはずだ。つまり、物理メーターは廃止され、最新のMBUXソフトウェアが搭載された高解像度大型ディスプレイをコクピットに配置する。また、自動運転機能を含むドライバーアシスタント機能が、Eクラスにも導入されるだろう。

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