日本カー・オブ・ザ・イヤーは、日本のモータリゼーションの発展と、コンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創設。文字どおり、日本を代表する“クルマの賞典”として、日本国内だけでなく海外からも高く評価されている。また、Motor-Fan.jpも実行媒体として実行委員会に参加している。
本年度のノミネート車は、2020年11月1日から2021年10月31日までに日本国内において発表された全29台の乗用車である。今後、自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員による第一次選考で、上位10台の「10ベストカー」を選出。そのなかから、同じく選考委員による最終選考投票により、今年度のイヤーカーが決定する。
昨年のイヤーカーは、スバル・レヴォーグだった。
ノミネート車29モデル
1. スズキ「ソリオ」/「ソリオ バンディット」
2. スズキ「ワゴンRスマイル」
3. トヨタ/SUBARU「GR86」/「BRZ」
4. トヨタ「MIRAI」
5. トヨタ「アクア」
6. トヨタ「カローラ クロス」
7. トヨタ「ランドクルーザー」
8. 日産「ノート」/「ノート オーラ」/「ノート オーラ NISMO」/「ノート AUTECH CROSSOVER」
9. ホンダ「N-ONE」
10. ホンダ「ヴェゼル」
11. ホンダ「シビック」
12. マツダ「MX-30 EV MODEL」
13. 三菱「アウトランダーPHEV」
14. 三菱「エクリプス クロスPHEV」
15. アウディ「A3シリーズ」
16. アウディ「eトロン50」
17. アウディ「Q5」/「Q5スポーツバック」
18. BMW「4シリーズ」(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)
19. キャデラック「CT5」
20. キャデラック「XT4」
21. キャデラック「エスカレード」
22. シボレー「コルベット」
23. DSオートモビル「DS 7 CROSSBACK E-TENSE 4×4」
24. メルセデス・ベンツ「Cクラス」
25. メルセデス・ベンツ「EQA」
26. メルセデス・ベンツ「Sクラス」
27. プジョー「3008 GT HYBRID4」
28. フォルクスワーゲン「アルテオン シューティングブレーク」
29. フォルクスワーゲン「ゴルフ」/「ゴルフ ヴァリアント」
また今年度も、イヤーカーである「日本カー・オブ・ザ・イヤー」のほかに、以下の4つの部門賞が設定されている。
●デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
本年度中、日本国内で発表されたすべての車種の中で、最も秀でた内外装デザインを持つモデルに与えられる。
昨年の受賞車は、マツダMX-30だった。
●テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー
本年度中、日本国内で発表されたすべての車種の中で、最も革新的な環境・安全その他技術を備えたモデルに与えられる。昨年の受賞車は、アウディ e-tron Sportback
●パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー
本年度中、日本国内で発表されたすべての車種の中で、最も感動的なドライブフィールを味わえるモデルに与えられる。昨年の受賞車は、BMW アルピナB3だった。
●K CAR オブ・ザ・イヤー
本年度中、日本国内で発表されたすべての軽自動車の中で、最も高く評価されたモデルに与えられる。昨年の受賞車は、ニッサン ルークス ミツビシ eKクロス スペース/eKスペースだった。
※例年同様、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に日本メーカーの車種が選ばれた場合には、海外メーカー車で最も得票の多いモデルに「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が授与される。昨年はプジョー208/e-208が受賞した。
2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤーの今後のスケジュール等は以下の通りだ。
●2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー発表
日時:11月5日(金) 14時00分
●2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー 最終選考会・表彰式
日時:12月10日(金) 18時00分スタート
【日本カー・オブ・ザ・イヤー 公式YouTubeチャンネル】にて配信される。
< https://www.youtube.com/channel/UC3xov9Ckka3ZqZ-oYhha74A/ >
※本年度もオンラインでの開催となる。