ラリーチャレンジ最終戦のセレモニアルスタートやSS(スペシャルステージ)が行なわれ、ラリーパーク、サービスパークが置かれたの、愛知県豊田市の鞍ヶ池公園。ここに設定された特設コースで勝田選手がWRCマシンであるヤリスWRCのデモランを行なった。デモランは午前と午後、それぞれ1回行なわれ、多くの観客が声援を送った。
勝田選手は、祖父・父と続くラリードライバー一家の3世代目。愛知県出身で、トヨタの若手ドライバー育成活動「チャレンジプログラム」出身だ。今季からTOYOTA GAZOO RacingのドライバーとしてWRCに参戦している。第6戦サファリラリーではトップ争いをしつつ2位を獲得。日本人として27年ぶりの表彰台に立つなど、めざましい活躍を続けている。
デモランでは、豪快なドリフト走行や、コース幅のないところでのドーナツターンなど、高いテクニックを存分に見せ、集まった多くの観客を魅了していた。