東広島市、マツダ、博報堂が東広島市の生活価値創造に関する連携協定を締結

東広島市で暮らす住民の方々の発想を引き出しながら、関係人口の増加、地域産業・文化の広がり、サステナブルな生活・暮らし方を可能とする仕事・事業を創りだすサーキュラーエコノミーの実現を目指す

幅広い知を生み出す様々な大学、伝統から最先端に至る多様な産業、こうした知や産業にかかわり暮らす国際的で多彩な人材、そして豊かな自然環境など、東広島市には地域ならではの特長的な資産がたくさんある。これらの特長を、人間中心の先端技術を持つマツダと生活者視点でクリエイティブな発想を持つ博報堂と連携しながら、未来の生活価値の創造に向けて活かすのが今回締結された連携協定の狙いだ。

具体的には、マツダの再生可能エネルギーやEVをはじめとしたモビリティ関係の技術や知見、博報堂のマーケティング、ブランディングなどをはじめとした技術やナレッジ、クリエイティブな人材と連携し、この地域で暮らす住民の方々の発想を引き出しながら、関係人口の増加、地域産業・文化の広がり、サステナブルな生活・暮らし方を可能とする仕事・事業を創りだすサーキュラーエコノミーの実現を目指す。そのために三者は、生活者発想で創り上げる住民参加型の研究・事業企画プラットフォームを創ることから始め、地域と協議しながら具体的な構想、施策の構築へと進めていきたい考えだ。

東広島市としては同連携協定により、先に発表し広島大学と進めている Town & Gown構想を通じた「世界に貢献するイノベーション創造のまち」を目指した取り組みと、この「地域での生活価値創造のまち」を目指した取り組みの2本の柱をもって、東広島市ならではの誰もがいきいきと暮らし働くまちを創り上げていく。

●協定の内容
①東広島市における地域住民や地域に関わる様々な人々の声による共創ビジョンを確立すること。
②東広島市における官民の連携イノベーションによる新産業創出と人口の増加につながる施策を考案すること。
③産業、自然その他の東広島市が持つ資産の活用に関すること。
④地域循環共生圏を確立すること。
⑤前各号に掲げる連携事項の研究を主たる目的とした研究所の設立の検討を行うこと。
⑥前各号に掲げるもののほか、本協定の目的を達成するために必要な施策に関すること。

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