スズキがインドで展開しているコンパクトカー「セレリオ」の新車装着用タイヤに横浜ゴムの「ブルーアースFE AE30」が採用

横浜ゴムはこのほど、スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディア社が昨年11月に発売した新型コンパクトカー「セレリオ」向けに、新車装着(OE)用タイヤとして、現地のタイヤ生産販売会社であるYokohama India Pvt. Ltd.(ヨコハマ・インディア)が生産する「BluEarth-FE AE30(ブルーアース・エフイー・エーイーサンマル)」を納入したと発表した。装着サイズは175/60R15 81H。

優れた低燃費性能を発揮するとともに、静粛性や快適性、乗り心地、ロングライフなどの基本性能をハイレベルでバランス

横浜ゴムは、世界有数の大市場であるインドでの販売強化のため、2007年4月にヨコハマ・インディアを設立。2014年から現地の自社工場で乗用車用タイヤ生産を開始した。2020年には生産能力を2倍以上に増強し、着実にインド国内での販売数を増やしてきた。

「ブルーアースFE AE30」は「環境性能のさらなる向上+人に社会にやさしい」をテーマとしたグローバルタイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」の低燃費スタンダードタイヤ。優れた低燃費性能を発揮するとともに、静粛性や快適性、乗り心地、ロングライフなどの基本性能をハイレベルでバランスさせている。「セレリオ」に装着されたタイヤは、過酷な道路環境下であるインド市場において、低燃費性能と耐摩耗性能を両立したタイヤとなっている。

「セレリオ」は、2014年にインドで発売して以来、コンパクトなボディに広い室内と荷室で好評を得ている。新型「セレリオ」はスタイリングを一新し、新たなエンジンとプラットフォームを採用することで軽量化と燃費向上を図り、足まわりや荷室空間を向上させている。

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