スズキがインドで新型SUV「グランドビターラ」を発表。グローバルにおけるスズキSUVのフラッグシップ

グランドビターラ
スズキ新型SUV「グランドビターラ」
スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社はこのほど、新型SUV「グランドビターラ」を発表した。

1.5ℓハイブリッドシステム「インテリジェントエレクトリックハイブリッド」をインドで初導入

新型グランドビターラは、トヨタとスズキの業務提携に基づく協業のひとつであるグローバルでの車両のOEM相互供給のもと、スズキが開発し、トヨタ・キルロスカ・モーターにて8月より生産を開始する新型SUV。インド国内での販売をはじめ、アフリカなど海外への輸出も計画されている。

スズキは、グローバルにおけるSUVのフラッグシップとして、新型グランドビターラを開発した。ボディサイズは全長4345×全幅1795×全高1645mmで、エクステリアはショルダーラインや前後フェンダーを強調することで、SUVらしい力強さを表現するとともに、フロントに特徴的な3灯式LEDランプ、左右のランプをつなぐクロームバー、多角形グリルを採用し、上質感が演出された。

インテリアは、剛性感のあるインパネや太いコンソールを採用することで、逞しいSUVの印象を持たせながら、インパネやトリムはボルドーとブラックの2トーンカラーにシルバーステッチを施した合皮を採用し、洗練された空間を創出した。また、全方位モニターやヘッドアップディスプレイなどの先進装備を採用するとともに、インドでマルチ・スズキ・インディア社が展開するコネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応したほか、ワイヤレスチャージャーや後部座席のエアコン吹き出し口などの快適装備を採用した点も特色だ。

パワートレインには、5速MTまたは6速ATを組み合わせる1.5ℓマイルドハイブリッド「スマートハイブリッド」のほか、1.5ℓハイブリッドシステム「インテリジェントエレクトリックハイブリッド」をインドで初導入し、さらに4WD仕様車には4つの走行モードをダイヤルで簡単に選択できる「ALLGRIP」をインドで初採用した。

スズキおよびマルチ・スズキ・インディアは、インド市場に新たにミドルサイズSUVの新型グランドビターラを投入することでSUVのラインアップを拡充し、シェア拡大を図る。

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