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マグナ:VW・ID.4が「サーフェス・エレメント・ライティング」を採用

  • 2021/06/10
  • Motor Fan illustrated編集部
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マグナは、車両デザイナーに、より自由な選択肢を与える革新的な新Surface Element Lighting(SEL)テクノロジーで、車両デザインの可能性を拡張する。SELはコンパクトなパッケージを実現したフォルクスワーゲンID.4の2021年モデルに搭載され市場にデビュー。車両の外装と一体感があり均整の取れたエクステリアを低コストでカスタマイズ可能なLED技術として提供する。

 マグナのメカトロニクス/ミラーズ/ライティング/エレクトロニクスグループ担当プレジデントのJohn O’Hara氏は 「車両デザイナーは、常にデザインの差別化を求め、新しい方法を探しています。また、クリエイティブさとブランドイメージを車両照明で表現するのが、デザイン差別化の一つの方法でもあります」とし、「高いコストをかけずOLEDのような統一性を実現するサーフェス・エレメント・ライティング技術は、デザインとカスタマイズの観点から、ゲームチェンジャーとなる技術です」 とコメントしている。

 最小4mmの厚さが可能な薄型 LED パネルは、限られたスペースに搭載が可能で、形状の自由度は極めて高い。照明周辺のフレームは、独自の3Dパネルに改良され、スタイリングの自由度が増す。

「アニメーションライティング」のカスタマイズが可能で、開錠/施錠、こんにちは/さよならなどのシグナル、充電指示、起動指示、ウィンカー指示など個別エレメントやグループ別エレメントが可能。さらに、デザイナーがあらかじめ様々なアニメーションライティングをプログラムしておくことで、顧客はさらに進化したパーソナライゼーションを実現できる。

 この新しいSELテクノロジーは、140以上のモデルに採用されているマグナのライティング技術をベースに開発されている。

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