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  • 2018/09/19
  • MotorFan編集部 鈴木慎一

シートが素晴らしい、エンジンもいい。燃費もいい。長距離走ってプジョー308ディーゼルの魅力を再認識

1150km走って実感したプジョー308SW GT BlueHDiの実力、そして燃費

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プジョー308SW GT BlueHDi 車両本体価格:383万8000円
東京〜神戸往復約1150kmをプジョー308SW BlueHDiでドライブした。プジョーの2.0ℓ直4ディーゼルに新たにアイシン・エィ・ダブリュ製8速ATを組み合わせたモデルだ。長距離になればなるほど308ディーゼルの魅力が見えてきた。

 取材で神戸へ行く。せっかくだからクルマで行こう、と思い立ったときに、まず考えたのは、「できたら無給油で行きたいな」「長距離走って疲れるクルマはいやだな」「もちろん燃費もいい方がいいな」ということだった。では、何に乗っていこうか。

 無給油、燃費を考えたら、これはもうディーゼルしかない。そうだ。プジョーのディーゼルモデルのトランスミッションが一部改良で6速ATから8速ATに変わったはず。ということで、選んだのがプジョー308SW GT BlueHDiだ。

 EMP2というPSAの最新技術基盤の上に構築された308のロングホイールベースでワゴンボディとなっているのがSWだ。エンジンは、2.0ℓ直4ディーゼルターボだ。パワースペックは最高出力177ps、最大トルク400Nmと余裕たっぷりだ。なにせ車重は1510kg。もちろん軽くはないが、400Nmもあれば充分以上なのは間違いない。しかもトランスミッションは、アイシン・エィ・ダブリュ製6速ATから8速ATに変更されている。きっと燃費もいいはず。さらにさらに、プジョーだからシートもいいはず。と期待は膨らんだ。

 乗る前にスペックを検分する。
あれ? 燃費が? そうなのだ。2.0ℓ直4ディーゼルのスペックは変わりないのに、6速ATモデルの方が燃費がいい。

●6速AT(車重1510kg)FF
20.1km/ℓ
●8速AT(車重1510kg)
JC08モード燃費18.2km/ℓ

 なのだ。
 ギヤ比も見てみよう。
●6速AT
4.458/2.508/1.555/1.142/0.851/0.671
最終減速比:2.953
●8速AT
5.518/3.183/2.050/1.492/1.234/1.000/0.800/0.673
最終減速比:2.953
となる。

 高速巡航で燃費に影響する最ハイのギヤ比は最終減速比とのかけ算で
6速AT:0.671×2.953=1.9814
8速AT:0.673×2.953=1.987
と若干、8速の方がローギヤードだ。とはいっても、ほぼ同じ。JC08モード燃費が8速の方が悪いのは、8速のギヤ比、あるいは制御がJC08モードに合ってない(あるいは、合わせてない)だけ、なのだろうと推測した。

 燃料タンクは52ℓだから、モード燃費通りに走っても
18.2×52=946.4km
 で、今回の東京〜神戸無給油往復はできそうもない。無念。

ボンネットを開けるとこう見える。
エンジンカバーを外す。

形式:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
型式:2.0ℓBlueHDi
ボア×ストローク:85.0×88.0mm
圧縮比:16.7
最高出力:177ps(133kW)/3750rpm
最大トルク:400Nm/2000rpm

PSAの2.0ℓディーゼルは、デルファイ製のコモンレール&インジェクターを採用する。

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