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さらに熱く! 速く! こだわり尽くしたホンダ新型シビックタイプR、夏に登場!世界限定1000台(日本200台)の Limited Editionも今秋に!進化のポイントは?

  • 2020/02/20
  • MotorFan編集部 鈴木慎一
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ホンダ新型シビックタイプR Limited Edition

ホンダ・シビックタイプRがマイナーチェンジを受け、より熱く、より速くなってこの夏登場する。世界でもトップを争うホット・モデルとして人気の高いシビックタイプRは、どんな進化を遂げたのか?

「さらに速く」の内容は?

左がLimited Edition 右がベースの新型シビックタイプR

 ホンダが誇る生粋のホット・モデル、シビックタイプRがマイナーチェンジを受けた。現行タイプRは、2017年9月29日に発売されたが、昨年秋にいったん販売終了になっていた。ファンとしてはタイプRの今後についてやきもきしていたむきもあっただろう。そのシビックタイプRは、新車投入後、計画の2倍である年間3000台ものセールスを記録し、世界各国でさまざまなアワードも受賞している。

 マイナーチェンジを受けた新しいシビックタイプRは、2020年夏に発売になる。もうひとつのニュースは、ただでさえホットなタイプRをベースにさらに軽く、速くした限定モデルが登場することだ。その名は「シビックタイプR Limited Edition」である。世界限定1000台、うち日本への割り当ては200台となる。
 Limited Editionの発売は2020年秋を予定している。
 今回のマイナーチェンジのテーマは、タイプRとして、どうしたらもう一段ファンに喜んでもらえるかを考えつくし、「サーキット性能の進化」「一体感/ダイレクト感の進化」「ドライビング空間の進化」の3点を追求した。

サーキット性能の進化

すでに充分なパワー/トルクを発揮するK20Cエンジンには手は入れられていない。が、冷却性能のアップで性能は向上している

 まずは、マイナーチェンジの内容から。
 エンジンはK20C型2.0ℓ直4DOHCターボで320ps/400Nmのパワースペックに変更はない。だが、エンジン冷却性能を向上させエンジンパフォーマンスをより満喫できるように進化させている。サーキット性能を進化させるためだ。

エンジン形式:2.0ℓ直列4気筒 エンジン型式:K20C 排気量:1995cc ボア×ストローク:86.0mm×85.9mm 圧縮比:9.8 最高出力:320ps(235kW)/6500rpm 最大トルク:400Nm/2500-4500rpm

マイナーチェンジ前のフロント

新型のフロント

 まずは、フロントグリルの有効開口部面積を現行比+13%し、ラジエーターに効率よく風を導入するように形状を変更を行ないつつ、ラジエーターのフィンピッチを3.0mmから2.5mmへ変更して放熱性を高めた。これはサーキット走行時のエンジン冷却水の最高水温差を10度も低下させた。またグリル開口部拡大によるフロントダウンフォース減少に対して、フロントバンパースポイラーの形状と剛性を細部までチューニングすることで現行モデル同等以上のダウンフォースレベルを実現している。

ブレーキフィールの向上を目指し、ブレーキディスクに2ピースフローティングタイプを採用

 サーキットでのさらなるブレーキフィールの向上を目指し、ブレーキディスクに2ピースフローティングタイプを採用した。2ピース化によりディスクの熱倒れが減少することで連続走行におけるペダルストローク変化や踏力変化を大幅に低減。これにより常に安定したブレーキフィールを実現するとともに1台あたり2.5kgのばね下重量の低減を果たすことで運動性能の向上にも貢献した。

一体感・ダイレクト感の進化

 今回は、アダプティブダンパーシステム制御やサスペンションブッシュ、ボールジョイントに至るまでこれまでのタイプRのマイナーチェンジでは手を入れないような領域にまできめ細やかなサスペンションのアップデートを行なった。
 アダプティブダンパーシステムの制御では、センサーサンプリング周波数を現行の2kHzから20kHzに10倍もアップしてよりきめ細やかな制御を可能とした。フロントロワーボールジョイントはボールジョイントにペンバリング加工を追加してフリクションを低減。微細な入力に対し、サスペンションの追従性を向上させている。
 フロントコンプライアンスブッシュの高減衰化でサスペンション前後剛性を10%up。リヤはリヤアームBブッシュ高硬度化でサスペンション横剛性を8%upし、動的横力トーンイン量を増加させた。

 シビックタイプRのハンドリングは熟成の域に達したと言える。

ドライビング空間の進化

マイナーチェンジ前のステアリング

新型のフル・アルカンターラ表皮ステアリング

 ホンダ初のフル・アルカンターラ表皮ステアリングホイール、手にしっとりと馴染むシフトノブ形状などを変更している。

 アルカンターラ表皮は本革よりも生地の肉厚が薄く、そのままではグリップ径が細くなってしまうことから、新型タイプRでは贅沢にも裏地を2枚重ねすることでグリップ径を維持しつつ、アルカンターラ素材とそれに合わせた弾力性をチューニングすることで質感と機能性を大幅に向上させている。
 タイプRを操る喜びの象徴である6速MT。車との一体感のさらなる進化を目指し、07タイプRから10年以上使い続けてきた丸型形状から別れをつげ、ドライバーの掌形状にジャストフィットさせながら、ショートストロークシフトにおけるノブ傾きの認識性や操作性能をさらに進化させるために新ティアドロップ形状にアップデートさせた。ノブ内部には90g分のスチール製カウンターウェイトを埋め込みトランスミッション側の操作荷重とノブ側の慣性重量バランスの最適化を計った。
 シフトノブの変更でシフトフィールを大幅に向上させた。

 新型は標準のシビックに採用しているホンダ・センシングを全世界向けに採用。
ボディカラーは
レーシングブルーパールが新色
国内の新色としてポリッシュドメタル・メタリックを導入した。ほかにフレームレッド、チャンピオンホワイト、クリスタルブラックパールで計5色を設定する。

世界限定1000台のLimited Editionとは?

タイプRを研ぎ澄ますLimited Edition
 新型タイプRをさらに軽量化し、速さを突き詰めたモデルがシビックタイプRLimited Editionだ。世界限定約1000台。日本への割り当ては200台である。

 軽さの追求は防音材などを省くことで13kg、Limited EditionのBBS製専用鍛造ホイール4本で10kgの軽量化を果たした。計23kgの軽量化だ。Limited EditionのBBS製専用鍛造ホイールに組み合わせるとタイヤはミシュラン パイロットスポーツCup2。軽量化されたボディとこのタイヤとホイールに合わせたうえで、ダンパーシステムとEPSの専用セッティングを施した。
 ボディカラーは、サンライトイエローⅡとブラックの2トーンである。

 シビックタイプRは、ホンダの英国スウィンドン工場で生産されていたが、新型も引き続き英国工場で生産される(ただしスウィンドン工場は2021年に閉鎖が決まっている)。

ちなみに北米でのシビックタイプRの価格は、MSRP(標準希望小売価格・税抜で3万6995ドル(1ドル=111円で 410万6445円である。ディスティネーションチャージ(輸送費用)が955ドルとなっているから、日本風に言うと税抜きで3万7950ドル(421万2450円)。日本だとこれに10%の消費税がかかるから463万3695円となる。
 マイナーチェンジ前の国内価格が10%税込価格で458万3700円だったから、新型シビックタイプRの価格は、ほぼマイナーチェンジ前と同じと予想できる。

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