東レとリファインバースの両社は、ナイロン66樹脂に残存する異物をできる限り低減するべく、剥離、洗浄、リペレット工程の最適化を進め、従来品以上に純度の高いリサイクル樹脂の開発を進めており、国内で廃車から回収するエアバッグを自動車用途に再利用するサプライチェーンを構築する。東レは、「東レグループ サステナビリティ・ビジョン」において、「資源が持続可能な形で管理される世界」を、2050年に目指す世界のひとつとしている。

廃車エアバッグからリサイクルされたナイロン66樹脂(コンパウンド品)