フレーム加工によって低く設定されたシート高がカスタム感たっぷり!

日本カルチャーから着想を得た“JAAKプロジェクト”

このマシンの製作は、2019年に「JAAKプロジェクト」としてスタート。きっかけは、日本人ユーザーからのオーダーだったという。タイ国内でも人気とシェアを誇るモンキー125をベースに選択し、日本のカルチャーとタイのクラフトマンシップを融合させるべく、さまざまなデザインを研究。その結果たどり着いたのが、このアメリカンボバースタイルだ。

完成した車両は、もはや“モンキーらしさ”に縛られない。低く構えた車体にワイドなタイヤ、ロングフォーク気味のフロント周り、そしてタンクからシートへ流れるラインによって、まるで小排気量版レブルのようなシルエットを獲得している。

しかも驚くのは、これがショーバイクではなくコンプリートマシンとして販売されているという点。現在は日本向けにも展開されており、ペイントオーダーにも対応する。

ノーマルフレーム加工でここまで変わる!

カスタムの核となるのは、大胆に手が加えられた車体構成だ。シートフレーム側は作り直され、車高を大きくローダウン。サスペンションもショート化され、独特の低く長いシルエットを生み出している。さらにノーマル形状のガソリンタンクは、角度を変更して搭載されているのもポイントだ。

ステップ位置にも注目したい。オリジナルのサブフレームを追加することで、フォワード気味のライディングポジションを実現。ゆったりとしたボバーらしい乗車姿勢に仕上げられている。ハンドルも専用品で、モンキーバー風のデザインへと変更されていた。

取材時には未装着だったが、完成時にはクラッチカバー側へと“とぐろ”を巻くようなオリジナルマフラーが装着されるとのこと。その姿もぜひ見てみたいところだ。

タイのカスタムカルチャーを象徴する一台

ZEUS CUSTOMは2014年にタイでスタートしたカスタムショップ。近年は世界的に注目度を高めており、2024年11月にはショップを移転。新店舗ではカフェやタトゥースタジオも併設予定だという。単なるバイクショップではなく、ライフスタイルそのものを発信する拠点へと進化している。

カフェレーサーやボバーといった欧米カルチャーをベースにしながら、日本のミニバイク文化もミックス。その独自センスが、このモンキー125にも色濃く表れていた。

世界中のファンが注目する理由は、この完成度を見れば納得。タイのカスタムシーン、かなり面白いことになっている。

ZEUS CUSTOM代表のヤンさん。ショップは2014年にタイでスタートし、2025年に新店舗へ移転。カフェやタトゥースタジオも併設予定という、カルチャー色の強い空間づくりを進めている。

ZEUS CUSTOMの車両やパーツはこちらから購入可能!

■ZEUS CUSTOM JAPAN
https://thezeuscustom.com/index.html

■ZEUS CUSTOM(タイ本国サイト)
https://zeuscustom.shop/?srsltid=AfmBOopF6XA1cGqqJgWAqtNMvSDkR0zb8OrwxeW6FZtuBSuW5x0EKXmP


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