街乗りからワインディングまで対応

エンドレス流ダウンサスチューニング

電子制御ダンパーの完成度の高さで知られるFL5シビックタイプR。その純正サスペンションを活かしたまま、ローダウンと走行性能の向上を実現する新アイテムを、足回りのスペシャリスト・エンドレスが開発中だ。

今回装着されていたのは、近日発売予定の『X-COILSスポーツスプリング』。エンドレス独自の鋼材を採用し、不等ピッチ構造によって初期はしなやかにストロークし、高荷重時にはしっかり踏ん張る特性を実現している。電子制御ダンパー各モードとのマッチングも重視されており、街乗りから高速道路、ワインディング、さらにはスポーツ走行まで幅広いシーンに対応する設計だ。

ローダウン量は約25mm。過度な低車高ではなく、自然なフォルムでスタイリングを引き締めながら、日常での使い勝手も損なわない。実際のデモカーも外観は比較的シンプルにまとめられ、普段使いを意識した仕様となっていた。

エンジン本体はフルノーマルを維持しつつ、排気系にはフジツボ製A-RM+cフルチタンマフラーを装着。純正比約30%の軽量化を実現するとともに、カーボンテールがスポーティなリヤビューを演出する。

ブレーキまわりにも抜かりはない。フロントには6ポットキャリパーと370φeスリットローターを組み合わせたビッグブレーキキットを装着し、高出力FFターボならではの高負荷な状況でも安定した制動力を確保。一方、リヤには純正の電動パーキングブレーキを維持したまま、ローター径を305φから332φへ拡大するインチアップキットを開発中だ。専用ブラケットの採用により、剛性アップも図られている。

足元にはエンケイ・レーシングNVR5とアドバン ネオバAD09を組み合わせ、タイヤサイズは純正同様の265/30R19を装着。室内にはブリッド・ストラディアⅢ REIMSを左右に備え、快適性とスポーツ性能を高次元で両立するコンセプトを貫いている。

試乗した谷口信輝選手も「コンフォートモードでもしっかり足が動いて気持ち良く走れる。車高を下げたことによるネガティブな印象は感じない」と高く評価。電子制御ダンパーを活かしたままローダウンしたいユーザーにとって、有力な選択肢となりそうだ。

また、サーキット走行を重視するユーザー向けには、販売中の『ファンクション』車高調シリーズも引き続きラインアップ。用途に応じて最適な足回りを選べる点も、足回り専門メーカーであるエンドレスならではの提案と言える。

●問い合わせ:エンドレスアドバンス TEL:0267-68-6888

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