パワートレインはハイブリッドが有力、一部ではEV仕様の設定も噂される

日産自動車が、新型車の開発期間を大幅に短縮する新たな開発体制を構築していることが明らかになった。AI(人工知能)や高度なデジタル開発ツールを積極的に活用し、従来は4~5年を要していた開発期間を約半分にまで縮めるという。

日産 スカイライン 次期型 予想CG

その象徴的なモデルとなる可能性があるのが、次期型スカイラインである。海外メディアによれば、従来約55か月かかっていた開発期間を約26か月へ短縮したとされ、日産が経営再建に向けて掲げる「商品投入のスピードアップ」を体現する第一弾モデルになる可能性が高い。

日産 スカイライン 次期型 予想CG

近年、中国メーカーはデジタルシミュレーションやソフトウェア開発を最大限に活用し、新型車を2~3年という短期間で市場投入している。こうした急速な商品開発を武器に世界市場で存在感を高めており、欧米や日本メーカーも開発体制の見直しを迫られている。

日産のイヴァン・エスピノーサCEOは、新型車の開発期間を約30か月まで短縮する方針を示しており、AIを活用した設計やバーチャル開発、部品の共通化などを推進している。こうした取り組みにより、開発効率だけでなく品質やコスト競争力の向上も目指す考えだ。

次期型スカイラインは、北米市場ではインフィニティブランドの新型セダンとして投入される見込みで、日本ではスカイライン後継モデルとして展開される可能性がある。

パワートレインはハイブリッドが有力視されるほか、一部ではEV仕様の設定も噂されている。電動化を進めながらも、FRスポーツセダンとしてスカイラインが培ってきた走りの魅力を継承することが期待される。

エクステリアは、日産の最新デザイン言語を採用しつつ、歴代スカイラインの象徴ともいえる丸型4灯テールランプなど、伝統的なデザインモチーフを取り入れる可能性がある。スクープ班では、最新情報をもとに最新の予想CGを制作した。

現行V37型は2014年の発売から10年以上が経過しており、フルモデルチェンジを待ち望む声は少なくない。次期型は早ければ2026年内にも姿を現すとの見方もあり、新たな開発体制の成果を示す重要モデルとして大きな注目を集めそうだ。