GTIII-RSを超える風量でボルトオン700馬力へ
レスポンスと高出力を両立する新世代スポーツターボ!
HKSは、RB26DETT向け新製品として「GT4955スポーツタービンキット」の開発を進めている。

最大の特徴は、従来のGTIII-RSと同サイズのタービンハウジングを採用しながら、ツインターボ仕様で700ps近い出力をボルトオンで実現できるポテンシャルを備えていることだ。

GT4955のセンターカートリッジには最新設計を投入。コンプレッサーホイールは削り出し製法によってブレードを薄肉化し、慣性重量を抑えることで優れたレスポンス性能を実現している。


コンプレッサー側は、GTIII-RSで採用されていたハーフブレードからフルブレードへ変更するとともに、ブレード外径を65mmから73.8mmへ大径化。新設計ホイールとの組み合わせにより風量を大幅に向上させ、高出力化を実現している。


一方、タービン側は外径56mmとGTIII-RSと同サイズながら、よりストレートなブレード形状を採用。排気ガスの流れを最適化することでタービン効率を高め、高回転域での伸びを追求した。


位置付けとしては、レスポンス性能を重視したGTIII-RSに対し、GT4955はさらなる最高出力を狙うハイパワーモデル。GTIII-RSからのステップアップを検討しているRB26ユーザーにとって、有力な選択肢となりそうだ。


あわせて開発が進められている「エクステンションキット」にも注目したい。
従来モデルをベースに肉厚を3mmへ最適化して軽量化を図るとともに、材質にはHKSスポーツタービンのエキゾーストハウジングと同じ耐熱鋼「SCH22」を採用。さらにCFD解析によって内部流路を最適化し、ロストワックスによる一体成形を採用することで、高い排気効率と耐久性を両立している。
価格や発売時期などの詳細は現時点で未定だが、700psクラスをボルトオンで狙える新世代ターボとして、RB26チューニングの新たな定番となる可能性を秘めた注目アイテムと言えそうだ。
●取材協力:エッチ・ケー・エス 静岡県富士宮市北山7181 TEL:0544-29-1235
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