CATLが、電池パック製造ノウハウを、設備・工程・教育を含む製造パッケージとして現地移転することがトピックである。従来型の「完成した電池パックを輸出する」方式に対し、セル供給とパック製造の現地化を組み合わせることで、現地産業基盤の形成、物流負担の低減、商用車メーカーへの仕様対応、将来の周辺産業育成につながる可能性がある。ただし、CATLの発表では、パックのセル形式、電圧、容量、冷却方式、BMS仕様、パック構造、製造ラインの自動化レベルなどは公表されていない。

項目今回公表された内容
初期生産能力年1GWh
長期計画年5GWh
主用途重量級商用車向け電池パック
将来用途乗用車、太陽光・風力向け蓄電システム
供給形態CATL製セル+CATLの技術ライセンス・設備・訓練
電池パックの詳細仕様未公表

BMEの工場は、エジプトの商用車メーカーMCVと自動車関連ソリューション企業Auto Dが設立した企業向け。BMEは現地自動車メーカーへ直接供給する計画だが、具体的な顧客名や量産開始時期は、今回の公式発表では明らかにされていない。