2ローターの限界に挑む老舗の野心作

13Bロータリーチューンの集大成!

デビューから早35年、生産終了から23年が経過したRX-7。すでに“旧車”と呼んでもおかしくない時代に突入しているが、その存在感は今なお健在で、人気が衰える気配はない。そんなRX-7の魅力に取り憑かれたチューナーやファンは数知れず、チューニングのノウハウが成熟した現在も、その進化は止まっていない。

ここで紹介するのは、積極的にREチューンの可能性を追求し続けるRSパンテーラの佐藤代表が、究極のスペックを求めて製作した13Bツインターボ仕様だ。

心臓部に選んだのは、各ポート径がFD3S用よりも大きいユーノスコスモ用13B-REW。そこにRSパンテーラ独自のブリッジポート加工を施し、吸気量を大幅に引き上げている。

ワンオフEXマニを介して装着されたタービンは大型のGTX3076R Gen2だ。ツインターボ仕様の発端となったのは、RSパンテーラが歴代作り上げてきた13Bチューンの中で、GT3037ツインのドラッグ仕様が最もフィーリングが良かったという経験から。再びツインターボにチャレンジするにあたって、サイズ的にも同等で設計も新しいGTXをチョイスしたそうだ。

エンジンマネージメントはHKSのF-CON Vプロ(3.4)が担当。最高出力は最大ブースト圧1.3キロ時に650ps/70kgmと、13Bエンジンでは限界に近いパワーを発生させている。

インタークーラー&ラジエターはHKSのVシステムを採用するが、開口部には整流効果も求めたVマウントカバーをオリジナルエアロeffectに合わせ製作。こうした細かい部分の処理がマシンの完成度を高めるわけだ。

一方のエクステリアは、RSパンテーラのオリジナルエアロにGTウイングをプラス。リヤゲートやダックテールなど各部に軽量なカーボンパーツも投入する。

ボディワークも徹底されており、クスコのロールケージをガゼットプレートにてシャーシに接続。フロアにはFRPを貼り、高出力化に合わせた剛性アップ術を敢行している。

このマシンはRSパンテーラがホームステージとする富士スピードウェイでの走行を楽しむことを主軸としているが、あくまでも立ち位置は“いつでも乗れるストリートチューンの究極系”。そのため、エアコンやオーディオ等の快適装備は撤去されていない。

前述の通り、生産終了から長い時間を経過したRX-7だけに、修理や保存を目的とした作業依頼が多くなっている昨今ではあるが、RSパンテーラの想いは走り屋のためのチューニングショップであり続けること。

“走ってナンボ”というお客さんに対しては、常にワクワクとできる最新のチューニングを提供すべく機能向上チューニングの道を追求し続けているのだ。

●問い合わせ:RSパンテーラ 静岡県富士宮市北山5220-2 TEL:0544-58-4837

「初代RX-7を令和仕様へ」FD3Sのエンジン+FC3Sの足で劇的進化!!

SA22CのボディにFD3Sの13B-REWを搭載するだけでは終わらない。FC3S用のフロントサスメンバーや5速MT、ブレーキまで移植し、さらにリヤサスも大幅に刷新。旧車らしさを残しながら、走りを現代レベルへ引き上げた一台だ。

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RSパンテーラ
http://www.rspantera.com