
納得いくスタイルに完成したエルグランドを今も大切に
初代エルグランドが登場したのは1997年。当時、アメリカンミニバンを思わせる堂々としたボディと押し出し感の強いフロントマスクは、それまでの国産ミニバンとは一線を画す存在だった。
そんな初代エルグランドに惚れ込み、2000年に新車で購入したのがマサさん。以来26年間、ずっと大切に所有し続けている。
「昔から大きいクルマが好きなんですよ。セドリックやベンツにも乗ってきたし、子供ができてラルゴに乗り換えたんですけど、やっぱり大きさが物足りなくて。それでエルグランドにしたんです」
現在のスタイルの原型が生まれたのは、今から16年ほど前。スターリングマックのフルエアロに20インチのSSRヴィエナクラージェを組み合わせ、当時のミニバンドレスアップを彷彿とさせるスタイルを構築。その後も細部にアップデートを重ねながら、長い年月をかけて自分好みの1台へと熟成させてきた。
中でも注目したいのが、地面に吸い付くようなローフォルム。ACCのエアサスを装着しているが、実はフロントの足まわりにはE51用を流用している。
「E51用はショックがかなり短いんですよ。だから普通にE50用のエアサスを組むより、もっと車高を落とせるんです」
単純にエアサスを装着するだけでなく、異なる世代の純正構造を活かして低さを追求。そんな細部へのこだわりにも、長年カスタムを楽しんできたオーナーならではの経験が感じられる。
エクステリアも少しずつアップデート。もともとは前期型だが、ヘッドライトを後期純正へと変更し、フロントマスクをリフレッシュ。さらに昨年のオフ会に合わせてライダー純正グリルへ交換し、ブラックだった一部のパネルをシルバーに塗り直した。赤白のテールランプも、さりげないアクセントとなっている。

一度は売却を考えた、それでも手放せなかった理由
かつてはジェットスキーにも夢中になり、このエルグランドでトレーラーを牽引していたというマサさん。しかし次第に別のクルマで牽引するようになり、エルグランドの出番は減少。現在はほぼ車庫で保管し、イベントなど特別な機会に走らせる存在となった。
実は一度、売却を考えたこともあったそう。
「旧車の方に行こうと思って、売りに出したこともあったんですよ。でも当時は値段が付かなくて。それなら新車から乗ってきたし、思い出もいっぱいあるから、持っておこうかなって」
結果的に手放さなかったことが、今では良かったと感じている。
「新しいクルマにはあまり興味がないんですよ。昔のクルマの顔つきが好きなんです。自分の中では、このエルグランドで止まっている感じですね」
最新モデルへ乗り換えるのではなく、気に入った1台を長く所有し続ける。26年という歳月を重ねても色あせないマサさんのエルグランドには、そんなクルマとの付き合い方の魅力が詰まっていた。









SPECIFICATON
⚫️ホイール:SSR・ヴィエナクラージェ(F20×9.5、R20×10.0) ⚫️タイヤ:ミネルバ(245/35) ⚫️外装:F/S/R=スターリングマック、グリル=ライダー純正、2色テールランプ、ヘッドライト=後期純正 ⚫️内装:ステアリング=MOMO ⚫️足まわり:エアサス=ACC ⚫️チューニング:マフラー=フジツボ ⚫️オーディオ:ヘッドユニット=カロッツェリア、スピーカー=アルパイン、ウーファー=ORION、サンプ=サウンドストリーム
【歴代エルグランド合同オフ会 in 新潟】

開催日:2026年10月4日(日)
開催場所:きらら西公園イベント広場