2017年10月11日発売 35万4240円 スズキのスーパースポーツに124ccの末弟が! 「GSX-S125 ABS」
- 2017/09/22
-
MotorFan編集部 山田 俊輔

ホンダ・グロム、カワサキZ125PROが席巻する125ccミッションのカテゴリーにおいて、最後発のスズキが投入したのは17インチホイールを履いた、いわゆるフルサイズミッションと呼ばれるボディサイズ。15psを発生する水冷4バルブDOHCエンジンを搭載するなど、スズキのフラッグシップ、GSX-Rシリーズの開発ノウハウが随所に光る。
2015年に登場したGSX-S1000やGSX-S7500で好評を得ているGSX-Sシリーズに125ccモデルが加わり、10月11日から発売される。
そもそもGSX-Sは、GSR-Rがスーパースポーツの位置付けなのに対して、ストリートスポーツバージョン。アップライトなポジションで、カジュアルにスポーツライディングを楽しめるモデルだ。

パワフルなエンジン特性と優れた燃費性能の要となるインジェクションシステムは、「O2センサー」「スロットルポジションセンサー」「クランクポジションセンサー」など6つのセンサーからコンディションを読み取り、常に最適な燃料量を噴射する。これに加えてスズキ独自のアイドルスピードコントロール内蔵のφ32mmスロットルボディを組み合わせ、吸気効率を高めることで、高回転域の出力が高められている。

ホイールは自動車用として有名なエンケイ製で、ダンロップ製D102タイヤを組み合わせる。フロントφ290mm、リヤφ187mmのディスクタイプとしたブレーキに、ボッシュ製ABSを用いて優れた制動力をサポートすることで、17インチの足周りに本格的なスポーツエッセンスを付与している。
ホンダ・グロムやカワサキZ125PROといった12インチホイール勢とは異なる17インチの大径ホイールと、クラス最大級の15psエンジンという、ならではのスペックを備えるGSX-S125の登場によって、124ccミッションクラスの勢力図は今後大きく変わってくるのかもしれない。
|
|

自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanweb自動車業界 特選求人情報|Motor-FanTechキャリア
「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

世界トップシェア級の日系二輪車用チェーンメーカー 品質保証
年収 | 320万円〜600万円 |
---|---|
勤務地 | 石川県加賀市・同社は売上の半分が海外... |
ヤマハ発動機株式会社 法務
年収 | 500万円〜1000万円 |
---|---|
勤務地 | 静岡県磐田市新貝2500本社への配属を予... |
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費...
- 2021/03/26
- インプレッション
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形...
- 2021/04/03
- インプレッション

日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に...
- 2021/02/20
- インプレッション
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこ...
- 2019/08/11
- インプレッション
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4と...
- 2021/06/28
- インプレッション
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計って...
- 2019/08/09
- インプレッション
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chap...
- 2018/08/28
- 新車情報

マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善...
- 2020/04/26
- コラム・連載記事

マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエン...
- 2019/07/15
- テクノロジー

ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態
- 2020/04/19
- テクノロジー

林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えて...
- 2020/02/24
- テクノロジー

マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレイ...
- 2019/07/27
- テクノロジー