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ハンドリングの正確さではハッチバックCVT、より静かで乗り心地に優れるのはセダン16インチ 新型 シビック ハッチバックCVTvsセダン16インチ比較試乗インプレ|両車ともスポーツカーなみの低重心感と高級車顔負けのフラットライドに驚愕!

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渋滞追従機能付きACCを備えたホンダセンシングの完成度は? そしてCVT車のベストは?

フロントガラス上部中央に装着される「ホンダセンシング」の単眼カメラ
フロントバンパー左下に装着される「ホンダセンシング」のミリ波レーダー

新型シビックではタイプR以外の全車に標準装備されている、ミリ波レーダーと単眼カメラによる予防安全パッケージ「ホンダセンシング」にも言及しておきたい。

ハッチバック、セダンともCVT車はACC(アダプティブクルーズコントロール)が渋滞追従機能付きとなるが、これのおかげで高速道路で渋滞に遭っても、操舵以外は発進時にアクセルペダルを軽く踏むだけで済むようになり、疲労軽減と居眠りによる事故防止に大いに役立ってくれる。

だが、驚くべきか残念と言うべきか、前走車の挙動を忠実にトレースする傾向が強い。そのため前走車の加減速が粗いと自車の加減速も粗くなり、同乗者がいれば車酔いを誘発すること請け合いだ。

通常巡航時(30~135km/hの1km/h単位で設定可能)のACCは、新型N-BOXのものと同様、違和感をほとんど感じさせない優れもの。「ホンダセンシング」は2015年1月の一部改良でオデッセイに設定されたのが最初となるが、その当時は車間を取り過ぎで加速も遅く、一方で衝突被害軽減ブレーキは反応が遅いという違和感だらけのものだったことを知る筆者にとっては隔世の感がある。

なお、事実上の同一車線自動操舵機能となっているLKAS(車線維持支援システム)は、新型N-BOXと同じくアシストが過剰で、横風が弱い時はかえって直進を維持しにくくなる傾向にある。ただし猛烈な横風に見舞われた時は、新型シビック本来の低重心・シャシー性能の高さ、優れた空力特性と相まって、盤石の直進安定性による絶大な安心感をドライバーにもたらしてくれる。

一方で大いに不満なのは、N-BOXに実装されている前方・後方誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、先行車発進お知らせ機能が、シビックには備わっていないこと。ホンダだけではないがこの手の予防安全パッケージは車種によって実装される機能が異なり、しかもホンダの場合はN-BOXがレジェンドの次に機能が充実しているという逆転現象も起きている。

政府の「サポカー/同S」や、かつての「トヨタセーフティセンスC/同P」のように、最低限これだけの機能を備えているものにはこの呼称を適用する、というルールを厳格に定めたうえで、可能な限り実装機能を全車種で統一してもらえると、ユーザーもディーラーの営業スタッフやメカニックも理解しやすいと思うのだが。

結論:スポーティさではハッチバック、快適性ではセダン16インチ。セダン17インチは両車の良いところ取り!?

そろそろ結論に入ろう。ハッチバックCVT、セダン16インチとも、異次元とも言える走りのポテンシャルを備えており、その点においてはいずれを選んでも後悔することはない。だが、普段どのように使うかで、どちらがよりマッチするかが変わってくる。


ファミリーカーとして家族や友人を乗せることが多い人は、快適さで1ランク上回り、比較的デザインもスマートなセダン16インチを選ぶべきだ。

一方、1人乗車がほとんどで、正確無比なハンドリングとフラットライドな乗り心地をイージーに楽しみたい、あるいは大量の荷物を載せる機会が多いのであれば、よりスポーティかつ荷室のユーティリティに優れるハッチバックCVTの方が良いだろう。

ホンダ・シビックセダン17インチタイヤ装着車

しかしながら、セダンには本革&パワーシートとのセットオプション(232,200円)で、215/50R17 91Vタイヤ&ノイズリデューシングアルミホイールが設定されている。こちらのタイヤ銘柄はミシュラン・プライマシー3よりスポーティな性格のブリヂストン・トランザER33で、さらに液封コンプライアンスブッシュがリヤサスペンションにも装着されるようになる。

まだ実際には試乗していないため断言はできないが、これがハッチバックCVTとセダン16インチの良いところ取りをした走りを持つ可能性は高い。もし試乗する機会に恵まれれば、追ってその走りをご報告したい。

ともあれ、これほど高い走りのポテンシャルを持つCセグメント車が、ハッチバックで2,800,440円、セダンで2,650,320円から購入できるという事実は驚愕に値する。“永遠のベンチマーク”フォルクスワーゲン・ゴルフが君臨するCセグメントにおいて、それ以外の選択肢が日本から、マツダに続いてホンダからも現れたことを、心から歓迎する。

【Specifications】
<ホンダ・シビックハッチバック 本革&パワーシート装着車(FF・CVT)>
全長×全幅×全高:4520×1800×1435mm ホイールベース:2700mm 車両重量:1360kg エンジン形式:直列4気筒DOHC直噴ターボ 排気量:1496cc ボア×ストローク:73.0×89.4mm 圧縮比:10.6 最高出力:134kW(182ps)/6000rpm 最大トルク:220Nm(22.4kgm)/1700-5500rpm JC08モード燃費:18.0km/L 車両価格:3,011,040円

<ホンダ・シビックセダン 16インチタイヤ装着車(FF・CVT)>
全長×全幅×全高:4650×1800×1415mm ホイールベース:2700mm 車両重量:1300kg エンジン形式:直列4気筒DOHC直噴ターボ 排気量:1496cc ボア×ストローク:73.0×89.4mm 圧縮比:10.6 最高出力:127kW(173ps)/6000rpm 最大トルク:220Nm(22.4kgm)/1700-5500rpm JC08モード燃費:19.4km/L 車両価格:2,650,320円

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