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総額380万円で30数台の中古車を乗り継ぐ男の新連載!「我が中古車人生に一片の悔いナシ!!」 嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第2回:格安中古車はよくブッ壊れるのか!?

  • 2018/06/18
  • HYPER REV編集部 廣嶋 健太郎
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画像は、550cc4気筒のEN05Z型エンジンを搭載したKH2。660ccに移行するまで、わずか10ヵ月しか生産されなかった中期型だ。オレが乗ってたのは、550cc2気筒のEK23Zを載せる前期型FFモデルのKN1。短期間に度重なる改良が施されたこの時代のレックスは、実にややこしい(笑)。

ハイパーレブ/ManiaxCars編集長のケン太郎す。これまで『OPTION』や『R30&R31 Magazine』なんかでも書いてきたけど、運転免許証を取得して30年弱、国産車を中心に、中古車ひとすじ30ン台を乗り継いできた立場から、その楽しさや思うことなんかをツラツラと書いていきたい。

当時の軽自動車としてはロングホイールベースだけど、その数値は2295mmと絶対的に短い。ちなみに、これと並行して所有してたEK10マーチスーパーターボのホイールベースは2300mm。
「ナンバーを付けて街を走ってるクルマに新車は存在しない!」

これは、かつて在籍してた某ジドーシャ雑誌編集部の先輩(ManiaxCars Vol.01でも何本か原稿を書いてもらってる)から授かった格言だ。

いわく、ディーラーに並んでる状態が新車なのであって、一度でもナンバーが付いた時点でそのクルマは新車でなくなる…と。

なんだか禅問答みたいな気がしなくもないけど(笑)、言われてみればたしかにそうだ。

その証拠に、ディーラーもしくはメーカーが販売台数を稼ぐために登録(だけ)された新車は、「新古車」なんていう呼び方をされて中古車屋に並んでたりする。

そんなわけで、年式が新しかろうが旧かろうが、世の中は中古車だらけ。その中でも、選りすぐり(笑)の10数年落ちヒトケタ万円の中古車を乗り継いできたオレは経験的に、あるひとつの真理へとたどりついた。

それは、「中古車は、価格が安いほどブッ壊れるとは限らない」ということだ。

ぶっちゃけ、オレがこれまで乗ってきた中古車のうち8割はマイナートラブルもなく、短くて1年、長くて5年くらいは元気に走ってくれた。

それもジドーシャ雑誌の編集という仕事柄、週末だけ乗って年間1万kmなんてヌルイ使い方でなく、毎日の通勤に取材のアシにと走ったクルマは年間5万kmというレベルで使い倒してたんだから、説得力もあるだろう。

が、読者的に「安い中古車でもブッ壊れない」なんて話は面白くともなんともないってことは、オレも十分にわかってる。

そこで、オレの中古車ライフを彩る残り2割のクルマ…ここではトラブルに泣き、また笑わされた話を綴っていこう。

30数台の車歴の中で、もう圧倒的にトラブル続出だったのが、KN1型レックスVXスーパーチャージャーだ。

カミさん専用機として、それまで乗ってたB12型トラッドサニースーパーサルーンNISMOに代えて導入。

八王子の方の中古車屋さんに車検ナシ8万円のプライスボードを掲げてた1台で、「おおっ、前期型2気筒のスーパーチャージャーだよ!」と、完全にオレの趣味だけで飛びついたことをよく覚えてる。

仮ナンバーを取ってクルマを引っ張ってきて、そのまま港南(当時)の軽自動車検査協会に持ち込みユーザー車検。検査諸費用がたしか4万円くらいで、車両代金込み乗り出し12万円くらいだったと記憶してる。

下からパンチのあるEK23Zのフィーリングにニンマリし、4輪独立サスの卓越したロードホールディング性に舌を巻き、「こりゃいい買い物をしたぜ!!」とひとり悦に入ってたのもつかの間、ソッコーでカミさんからブーイングが…!?

最初に言われたことは、「なんでパワステついてないの?」

すでにマーチスーパーターボでノンパワステな生活に慣れてたオレは、「レックスはタイヤ細いし据え切りもラクショーじゃん!」なんて思ってたんだけど、カミさんにはそれでも十分すぎるほどステアリング操作が重かったようで、買い物に行く時は表面にイボイボの滑り止めがついた軍手を装着してたほど。

さらに、キャンバストップからの雨漏りやエアコンの効きの甘さが立て続けに発覚し、1週間ほどして「やたらとイイ音になったな!」と思ったら、マフラーサブサイレンサーとエキゾーストパイプの継ぎ目に穴が開いていた(笑)。

トドメは、ECVTの不調だ。Dレンジに入れて信号待ちしてて、青になったからさあ発進! と思ってアクセルを踏み込んでも、ウィィィィ~ン…とエンジンがうなるだけで前に出ていかないという激アツな事態が発生(汗)。

オレが乗ってる時ならまだしも、カミさんが運転してる時にこの症状が出るのはマズイと思って、懇意にしていた街のクルマ修理屋さんに診てもらったら、「ASSY交換で25万円ですね!」だと。

そのひとことでオレは決心がついた。

「さっさと売っ払って、次のクルマを探そう」と。

かくしてレックスVXスーパーチャージャーは車検を取ってわずか2週間、中古車ブローカーに5万円で引き取られていったのでありました(笑)。

ちなみに、2週間で手放したのはオレの中で最短記録。余談になるけど、レックスを引き取ってくれたブローカーに相談したところ、車検が1年弱残っているオートザムキャロル(NAのキャンバストップ3速AT)が在庫にあるっていうんで、4万円で購入することにした。

レックスの場合は車検まで取って10万円以上かかった上に、たったの2週間しか所有できなかったから正直イタかったけど、ヒトケタ万円の中古車のいいところは、「ブッ壊れたら乗り替えりゃイイや」と簡単に割り切れることだ。

これが中途半端に80万円だとか100万円だとかの中古車になると、修理してそれに乗り続けるか? それとも手放して乗り替えるか? その判断が非常に難しくなるのは間違いない。

さらに言えば中古車である以上、「購入価格や年式、走行距離とかに関係なく、トラブルが発生する確率はそう変わらないだろう」 というのがオレの持論。

年式が新しいから、走行距離が短いから…それを理由に「トラブルは起きない」なんて判断するのは、オレから言わせてもらえば幻想にすぎない。

中古車を購入するならトラブルのリスクは十分に理解しておくべきだし、そういう意味で中古車選びは当たりハズレの要素があるから面白い。同じ車種でも、条件がまったく同じクルマなんて存在しないのが中古車の醍醐味なのだ。

そんなこんなで、次回もオレの恥部(笑)である『中古車トラブルねた』を披露したい!

『嗚呼、楽しきかな中古車ライフ』 連載第1回はコチラ!!

ManiaxCars Vol.01

変態グルマ好きのバイブル。
内容的に偏りまくってることは百も承知。
でも、どの雑誌も怖くて大きく取り上げられない車種(笑)だけで、
巻頭特集を組んでる思い切りのよさは他の追随を許さない!

ゴーイング、マイウェイ。

変態なアナタにこそふさわしい1冊です。

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