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グローバルに展開するモデルとアメリカの文化に沿ったモデルのすみ分けなのか 【スタイル比較】広州国際モーターショーで発表されたカローラ シリーズ セダンとトヨタUSAが発表したカローラセダン

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北米トヨタが広州国際モーターショー開幕と同時に発表した、北米市場で登場予定の新型北米カローラセダン。

広州国際モーターショーで発表された「新型カローラセダン」は、国や地域の特性に応じて2タイプのモデルを用意しグローバル展開される。だが、北米専用にもう1タイプを用意。フロントマスクにアメリカらしさを滲ませているのが特徴。写真で見比べてみる。

細部に神が宿るとはいうものの

 中国・広州国際モーターショーで世界初披露された新型カローラシリーズ セダンは、アクティブさを強調したスポーティモデルと上級感を表現したプレステージモデルの2タイプを設定。

 アクティブさを強調したスポーティモデル(中国名:レビン)は北米・中国・日本などで、上級感を表現したプレステージモデル(中国名:カローラ)は中国・欧州などで、2019年より順次発売されることとなる。

 ところで、プレステージモデル(中国名:カローラ)の販売先に北米が含まれていないことに疑問をもった向きも多いことだろう。

 広州国際モーターショーでワールドプレミアされた同日、北米ではアメリカ仕様のカローラセダンを発表。アメリカではスポーティモデル(中国名:レビン)は販売するものの、プレステージモデル(中国名:カローラ)は販売されない。北米らしいテイストのモデルをプレステージモデルの代わりにデリバリーするのだと考えれば合点がいくだろう。

 そこで、プレステージモデル(中国名:カローラ)と新型北米カローラセダンのエクステリアを見比べてみたいと思う。以下、写真左がプレステージモデル(中国名:カローラ)、右が新型北米カローラセダン。

■フロント

三面図(フロント/サイド/リヤ)のなかで、もっとも違うのが、フロントセクション。違いは一目瞭然といったところ。サイドのインテーク部分(?)を横長にすることでワイド感を出したり、エンブレムの位置の変更やボンネットにスリットを入れてグリル部分とボンネットフードを分割化するなど、元のデザイン衣裳の佇まいは感じさせながらも、北米らしい雰囲気を漂わすフェイスリフトがされている

■リヤ

コンビネーションランプ、サイドマーカーの位置、ディフューザーの設置、トランクリッドのデザインの違いなど、ピンポイント的にプレステージモデル(中国名:カローラ)との差別化を図っている。個人的な感想だが、このままいくと仮定して、日本のナンバープレートは新型北米カローラセダンの方がしっくりくるような気がする。

■サイド

パッとみただけでは、どちらがどちらか瞬時には判別がつかない。リヤのコンビネーションランプは、サイドから見ると同じに見える。わかりやすいのは、フロントのバンパーサイド、エアインテーク部分の開口部の形状の違いによるボリューム感の違いか。

北米でも販売されるスポーティモデルは(中国名:レビン)はこちら

広州国際モーターショーで発表された2モデルを見てたときは感じなかったが、北米モデルとプレステージモデル(中国名:カローラ)を見比べた後に、北米モデルとスポーティモデル(中国名:レビン)を見比べたら、担当者は後者の方が似ているのではと感じてた。みなさんは、どう感じましたか?

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