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SUBARU XVでSUP(スタンドアップパドルボート) サーフィンよりもハードルが低い!? SUP生活のすゝめ〈スバルXVで行く真冬の葉山〉

  • 2019/01/02
  • MotorFan編集部 石川 亮平
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この数年日本でも一躍ブームになっているマリンスポーツがSUP(スタンドアップパドルボート)だ。運動音痴な筆者でも立ち漕ぎしつつ優雅な水上散歩を楽しめるSUPはサーフィンよりもハードルが低い!? その魅力を伝える命を受けた私は、真冬の12月末に泣く泣く海へ繰り出した(夏でしょ!本来は!)。相棒はスバルのクロスオーバー XV。撮影日の外気温は10℃。どうなることやらと思いつつ向かったSUPでしたが、意外にも楽しんできちゃいました。

 皆さん、SUP(スタンドアップパドルボート)ってご存知ですか? 近年、夏になるとサーフボードよりも長く、幅広いボードの上に立ち、パドルを使って海面をスイスイ散歩している人を見たことはありませんか? SUPはサーフィンが盛んなハワイ発祥の新しいウォータースポーツで、数年前から日本でも一躍ブームとなっています。かくいう私も神奈川県の南部に住んでいることもあり、2017年の夏にSUPのスクールを受けて以来、すっかりハマってボードを購入してしまいました。
 
 なぜなら、SUPって懐が深いんですよね。アクティブな人はサーファーに混じって波乗りを楽しめるし、女性に人気なSUP上でのヨガや私のようにのんびり水上クルージングなど、楽しみ方は千差万別なんです。特に運動音痴だった私を惹きつけたのは、数回ほど練習すれば、誰でも容易にボード上に立つことができることです。慣れないうちは何度も落水しましたが、一度身体が感覚を覚えれば、フラットウォーターではまず落ちることはなくなりました。もちろん波が高い日は、今でもけっこう落水します……。
 
 とはいえSUPの用品一式を揃えるにはそれなりの初期投資が必要なので、まずはSUPスクールで数回体験してみることをおすすめします。サーフィンよりもハードルが低いSUPなので、運動神経に優れた人は初回からボードに立つことも可能なスポーツです。

クロスオーバーのXVはアウトドアスポーツとの相性もバッチリ。

 と、文章でSUPの魅力を説明しても限界があるので、アウトドアにぴったりな雰囲気のスバルXVアドバンスに乗り、神奈川・葉山まで寒中SUPに行ってきました。クリスマス直後の12月26日、外気温は10℃。こんな寒い日になぜSUP取材? と自問自答を繰り返しながら葉山までXVを走らせます。

 ハイブリッドモデルのスバルXVアドバンスは、モーターとエンジンをスムーズに切り替える滑らかな走りが真骨頂。特に低回転域にはモーターがアシストしてくれるので、坂道など非力さは皆無です。燃費性能もなかなかのもので、高速道路・一般道、約50kmの走行で15km/Lの数値でした。

340Lの荷室容量を誇るXVアドバンス。6対4分割可倒式シートなので、片側を倒せばインフレータブルボードとパドルも容易に積み込むことができた。
2.0Lエンジンとモーターを組み合わせた「e-BOXER」を搭載したハイブリッドモデルのXVアドバンス。

 さて、SUPボードは大きく分けて2タイプに分かれます。ハードボードとインフレータブルボードの2種類です(それぞれにレースタイプ、波乗りタイプ、ツーリングタイプなど様々な形状が用意されている)。ハードボードは剛性に優れて直進性が良いというメリットがありますが、巨大かつ重量があるため持ち運びに難があります。一般的にハードボードを所有している人は、サーフショップの艇庫に預ける(有料)人もいるようです(中にはクルマのキャリアに積んで運ぶ猛者もいますが)。

 私が購入したのはインフレータブルボードと呼ばれる空気を入れて膨らませるタイプです。普段は丸めて持ち運び&収納できるのでハードボードと比較すると所有するハードルが低いのが特徴です。クルマのラゲッジに収まる大きさなので、海や湖など好きな場所に持ち運んで楽しめるのもメリットのひとつでしょう。ただ、ハードボードより剛性が劣るため水上での直進性はモノにもよりますが、一般的に劣ると考えていいでしょう。

インフレータブルボードの空気充填には、クルマのバッテリーから電源を取る電動ポンプがおすすめ。手動式ポンプで充填するとSUPを楽しむ前にとんでもなく疲労する。
インフレータブルボードはこのようにコンパクトな状態で持ち運びができるので、好きな場所に連れ出してSUPを楽しむことができる。

 また、付属の手動ポンプで空気を充填するのがとても大変というデメリットもあります。規定の空気圧に達するまでに150〜200回程度ポンピングしなければいけないこともあり(ボードのメーカーや大きさによって異なる)、これではSUP前に疲労困憊。というわけで私はクルマのバッテリーから電力をとる電動ポンプを愛用しています。空気を自動充填している間に、着替えなどの支度を済ませることができるので、非常に使い勝手が良いです。インフレータブルボードの購入を考えている人は電動ポンプは必要不可欠なアイテムですね。

両膝を付いた状態で海へエントリーする。立ち漕ぎに疲れたときもこのように座った状態でパドリングしてみよう。
 さあ準備も終わったので、いよいよ海へ。ボードを入水させ、海上に浮いたら静かにボード上に飛び乗り、両膝をつきます。パドルを短く持ち、左右交互に漕いで海面を進んでいきます。ある程度、ボードに慣れてきた段階で思い切って立ち上がります。立つ位置はボードの中央。片足づつ落ち着いて立ち上がり、両足を肩幅くらいに開きます。

 ここで気をつけたいのが、立ち上がったときに下を見ないこと。自分の進行方向に眼を向けなるべく遠くを眺めましょう。足元を見ると、バランスを崩して落水します。私は慣れるまで怖くて足元ばかり見てたこともあり、何回も何回も海に投げ出されました。最初は落水することもありますが、足首とボードを結ぶリーシュコードを落ち着いて引張り、ボードを引き寄せてからよじ登れば何も怖いことはありません。

ゆっくりと立ち上がったら進行方向を見る。この時足元を見るとバランスを崩して落水しやすくなるので注意しよう。
 パドルは力技で漕ぐのではなく、てこの原理を使ってパドルのグリップ部を前に押し、腰を使って漕ぐイメージです。それにしても12月の葉山の海は本当に透き通っていて、まるで沖縄の海のようです。海底まで見渡せるフラットウォーターの上をスイスイと進んでいくのは、魔法の絨毯に乗っているかと錯覚するほど。とても気持ちが良い瞬間です。でも一見優雅に見えるSUPですが、実は身体全体を使って漕がないと推進力を得ることができないため、想像以上に体力を消費します。私も最初は数km漕いだだけで息切れしていました。でも慣れてくれば10kmほどの海上トリップも楽しめるSUP。普段陸からはアクセスできない、小さな島や洞窟なども探検できるのもSUPならではでしょう。
 

遊び終わったら、空気を抜いてボードをたたむ。インフレータブルボードは撤収もラクラクだ。
 ツーリング中、疲労したら大海原の上でボード上に寝っ転がるのもよし、釣り道具を積んでSUPから釣りを楽しむのもよし、上級者は波乗りをするのもよし(私はできませんが……)、気ままに楽しめるのが良いところです。ぜひ、暖かくなってきたらSUPデビューしてみるのはいかがでしょうか? ちなみに冬季SUPは、私はおすすめしません(笑)。

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