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ホンダイズム〜珍種に見る独創的メーカーの心意気〜 マニアな元祖デートカー。ホンダ・プレリュード2.0Si BA1 正統派に見えて、プレリュードにもヘンなのがあるじゃん!

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ENGINE

クローズドデッキ構造のアルミ製シリンダーブロックや軽量高強度コンロッドなどが採用されたB20A。バルブ駆動に内側支点スイングアームを使うことで吸排気バルブとも1.0.mmというハイリフトを実現し、高回転高出力化を達成している。また、燃料供給のPGM-FIと点火システムのPGM-GIを組み合わせ、最適な空燃比とレスポンスを高める世界初のデュアルレンジCPUによるエンジン制御も行なわれている。

EXTERIOR

外装におけるプレリュードの特徴のひとつがリトラクタブル式ヘッドライト。ヘッドライト点灯に合わせてポップアップするのはもちろん、ヘッドライトスイッチとは関係なく開閉させることもできる。

フロントワイパーは1本でセミコンシールドタイプ。確かにスタイリッシュではあるけど、一般的な2本ワイパーに慣れてると拭き取りの速度と面積に違和感が残る。BA1はAB型プレリュードに対して、ボンネット形状やカウルトップ(エアインテーク)の形状も異なる。

INTERIOR

ダッシュボードを低く、薄く設計することで開放感を高めたインテリア。ステアリングホイールは革巻きタイプで、車速連動型パワーアシストを備える。細かいところだとメータークラスターの表皮がAB型とは異なり、BA1ではシボ加工が施されたものとなる。メーターはスピードメーターを中心に、左側にタコメーター、右側に水温&燃料計を設置。また、青いストライプが入った純正フロアマットにも注目。

コンパクトにまとめられたセンターコンソール。吹き出し口の間にエアコン操作パネルが設けられ、上から標準装備されるグラフィックイコライザー+パワーアンプ(20W×2)、オーディオスペース、灰皿が並ぶ。

メーターナセル右側にはヘッドライト開閉とサンルーフ開閉の各スイッチが付く。その下に写るのはクルーズコントロールのメインスイッチとメーターパネルの照度コントロールスイッチだ。また、ステアリングコラム左側に確認できるアナログなインジケーターはチルトステアリングの位置を示すもの。ま、なくても困らない装備だ(笑)。

LUGGAGE ROOM

想像していたよりも容量があり、実用的なトランクスペース。3段の脚立に90×60cmの白いパネルなど撮影用機材を無理なく積むことができた。後席背もたれはスピーカーボード中央のダイヤル式ロックを解除して前倒しが可能。トランクスルーとして機能する。

SEAT

前席はサポート部を大きくとったバケットタイプを採用。表皮はモケットで、運転席には上下調整式ランバーサポートが備わる。後席は前後方向がかなり狭いけど、大人2人が乗れなくはない。ヘッドレストが付くのはBA1と後期AB型。左右トリムはアームレスト形状とされ、それぞれに灰皿が設けられる。

TIRE&WHEEL

リム幅5.5Jのアルミホイールは純正オプションのメッシュタイプで足もとをエレガントに飾る。装着タイヤはプレイズ。標準同サイズとなる195/60R14が組み合わされる。

REAR VIEW

外装におけるAB型との違いは前後バンパー、リヤコンビネーションランプ&ガーニッシュ、サイドモールの幅とメッキ加飾の有無など。BA1は追加グレードだけど、変更点は多岐にわたっている。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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